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VRと演劇

演劇というコンテンツを映像にすると、どうも面白くない。演劇はそもそも生で見るように育てられたジャンルでもあり、至極まっとうなのだろうけれど、その分広がりがないことに憤りを感じる。

来てみなければわからず、来てみてつまらないものも多々あるので、余計に一回行ってやめてしまう人もいる。映画よりはるかに高いチケット代に足がすくむ。

そのような問題点を解決すべきか否かはおいといて、なにか現代の技術を使ってより演劇と世間の溝を埋めることはできないだろうか?

例えばVR技術を使ってみるのはどうだろうだ。ヘッドマウントディスプレイを装着し360度の仮想現実を味わうことができる。

VRならばよりライブ感溢れる演劇体験ができるのではないだろうか。見たくても地方にいたりとなかなか劇場に行けない人や、演劇をあまり知らない人にもっと手軽に演劇に触れて欲しい。

ということで、今日から三日間VRを使ったコント芝居を公演することになりました!!

本公演は、映像コンテンツを撮影するための公演ですので、撮影がメインです。しかし、なかなかそうも言ってられず気がつけばただただ普通の公演になっていました。。。

社会人になって、重荷を背負って、思い知らされながらも芝居をするというのは、なかなか大変で、実際ビデオクレイジーのメンバーにも大迷惑をかけている。。。かと思いきや、普段からそんなに仕事してないので、むしろ饐えたウンコの匂いを撒き散らす自分がいない方が邪魔にならないのかもしれません。ちょっと前まで自分はコント集団をやっていましたが、色々わけありでやめてしまいました。もう2度とコントはやらない!と決めていたのですが、自分の意思で決めることなんてたかが知れてて結局流れでやることになりました。「なんでこんなことやってんだよ!」というあの感じをまた味わいます。

クラウドファンディングでは、「演劇を見に行きたいがなかなかいけないので」と、地方の方が投資してくださりました。VRで擬似的に演劇を体験したいとのことでした。うーん。果たしてそうなるのか。壮大な実験です。

まだまだ考えることはありますが、来週は「やってみてどうだったか」を書きなぐりたいと思います!

ということで今から本番です。演出家に怒られるのでさらっとさようなら。

https://inakatoshi.wixsite.com/inakatoshi-official/news


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