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【スポーツ教室起業】副業から始める!月収5万円のサッカー教室の具体的な中身

こんにちは!サッカー教室をはじめとしたスポーツ教室の経営・起業コンサルティングを行っているvidaplenaです。卒業シーズンになりましたね!僕たちのスクールでも卒団する6年生や、引っ越しでスクールを離れたりする子が最後の練習に参加してくれる季節になりました。

やっぱりお別れってちょっとウルっときますよね。最後の練習に参加してくれる子どもたち一人ひとりの顔を見て最初の体験に来てくれた日の事や、できなかったことができた瞬間などを思い出します。どの子もここまでよく成長したなぁ・・・とちょっと感傷に浸ったり。

最後は「いつでも」遊びに来てね!みんなも喜ぶから!と言ってお別れします。いつかグラウンドに顔を出してくれてもっともっと成長した姿が見れる日をひそかに楽しみにしている今日この頃でした。

今日は「月収5万円のスポーツ教室の具体的な中身!」というテーマで記事を書いていきます。なぜ月収5万円というラインを設定したかというと本業を続けながら副業でも教室経営ができる事を伝えたいからです。いきなり会社を辞めて教室経営一本で食っていく!ってかなりリスクですよね?(それ僕なんですけどね、、笑)

僕としてはまずは副業、軌道に乗ってきたら独立も視野に入れてみる、という順序をおススメしています。月5万円の副収入ができれば生活がガラッと変わります!詳しくは過去記事で。)では具体的に5万円稼げる教室ってどんな感じ?という疑問にお答えしていきます。

1.これが実態!月5万円稼ぐ教室

01 場所は1カ所、週一回

02 生徒数は?売り上げは?

03 必要な経費と収益

04 準備する初期投資

2.いきなり独立ではなく副業から始めるべき理由

01 リスクの回避

02 副業は会社にばれない?

03 慣れてきたタイミングで・・


3.教室を大きくしていくなら

01 スタッフを雇う

02 会場数を増やす

03 情報発信の強化

04 イベントの開催

4.まとめ


1.これが実態!月5万円稼ぐ教室

自分の月収に5万円がプラスされると考えてみて下さい。結構嬉しくないですか?そこから本業にできる可能性もあると考えると小さなリスクで始められるスポーツ教室経営はたくさんのメリットがあります。

01 場所は1カ所で

複数の場所、曜日で教室を開かないと収益を上げることは難しいと考えるかもしれません。ですが、1カ所で週一回の教室を開くだけで十分なんです。教室を開く際の体験会に向けては色々と準備しなければいけませんが開校さえしてしまえばあとは週一回の指導だけで足りてしまいます。

逆に本業を続けながら週2回以上の教室を場所を変えて開くとなると指導者側の負担が増えてしまうので、複数会場の開校を考える場合はスポーツ教室を本格的に本業にして独立するタイミングで検討することをお勧めします。

02 生徒数は?売り上げは?

例えば、、幼児クラスと小学生クラスを開校したとします。未経験の指導者が1人であれば下記の人数程度が教室の最大人数だと思います。

  • 幼児クラス:5人

  • 小学生クラス10人

仮に幼児クラスの月謝を5,000円、小学生クラスの月謝を6,000円とした場合、月の売り上げ85,000円になります。

03 必要な経費と収益

最初にすべての必要な備品を準備すれば、コンスタントにかかる費用はグラウンドの使用料とそれに伴う照明費用のみになります。例えば月4回、1回につき2,000円かかったとしても1か月で発生する経費は8,000円です。この金額を月売り上げの85,000円から引くと一か月あたりの収益は77,000円になりますね。

5万円を大きく上回っています。毎月発生する諸経費や税金関係のためにプールしておく金額を考えても十分に月5万円の収益を発生させることができます。

04 準備する初期投資

これは以前の記事(こちら!)で紹介していますが、高く見積もっても15万円程度です。数か月生活費を節約すれば貯められる現実的な金額だと思います。月5万円以上の収益が発生すれば3か月で回収できてしまいます。他の副業で代表的な動画編集やwebライティング等はスキルを習得するために数十万円を支払ってスクールに通う場合がほとんどですよね。

スポーツ起業であれば今までの自分のスポーツ経験を活かして指導ができるので新たに特別なスキルを習得する必要がありません。

2.いきなり独立ではなく副業から始めるべき理由

01 リスクの回避

会社員ってとても安定した立場であることはご存じでしょうか?これはフリーランスになって身に染みて感じています。

  • 各種社会保障(特に厚生年金)

  • 通勤手当

  • 住宅手当

  • 配偶者手当

  • 退職金

簡単に挙げただけでもたくさんあります。また、未経験の新卒で入社しても初月からまとまった給料がもらえることも会社員であることの大きなメリットです。これだけ守られているのに会社員を辞めてしまうことは実にもったいないです。副業も会社員の立場も両方上手に活用すればいいと思います。理想は会社員の恩恵を受けながら副業を始めて、経営が軌道に乗ってきたら会社を辞めることが一番良い選択だと考えます。

02 副業は会社にばれない?

副業が会社にばれてしまう理由は以下の2つが挙げられます。

  1. 住民税額が増えたことにより別の収入を会社から疑われる

  2. 第三者から話が漏れてしまう

②は個人で気を付ける以外に対策はありませんが、①に関しては防ぐことができます。その方法は、「確定申告書の第二表の、住民税の徴収方法を選ぶ欄で、普通徴収を選ぶ」というものです。こうすることで、副業分の住民税は普通徴収(納税者本人が納税通知書(納付書)を使って住民税を収めること)となり、給与所得にかかる住民税のみ特別徴収されます。

副業によって増えた分の住民税を会社が把握できなくなるため、副業がバレにくくなるというわけです。詳しくは「こちら」を確認ください。

03 慣れてきたタイミングで・・

独立は副業としての教室経営に慣れてきたタイミングでOKです。個人的には副業で経営を行うよりもフリーランスとして独立することをお勧めします。会社員であれば安定した立場である程度の収入を得る事はできますが、自分自身の自由を得ることはできません。自分の好きな時間に好きなように働けるフリーランスがおススメです。また、収入にも上限があるため、自分の頑張りがよりダイレクトに反映される点も良いところですね。


3.教室を大きくしていくなら

もし、副業から教室経営を始めてフリーランスとして独立することができた場合、その後も教室の規模を拡大していくことによってスクールの生徒数や売り上げを最大化していくことができます。以下に経営を拡大していくいくつかの戦略をご紹介しておきます。

01 スタッフを雇う

一番最初に行いたいのがこれです。指導するにしても広報活動を行うにしても1人と2人では行えることに大きな差があります。

  • 練習中のケガ等の対応

  • 保護者とのコミュニケーション

  • チラシ配り等の効率化

  • グラウンド予約等の事務作業の効率化

  • SNS等の広報活動の作業分担

など、様々なメリットがあります。近くに行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け。将来的に組織として大きくしていきたいならまず人員を増やしましょう。

02 会場数を増やす

売り上げを上げるのに一番手っ取り早いのがこれです。一旦体験会を一つの会場で行うと、再度まとめてチラシを配ることができなくなります。(このチラシこの前もらったばっかじゃん、となるので。)

場所を変えて新たな会場で体験会を行い生徒数を増やしていきましょう!このチラシ配りも1人より複数人のスタッフで行った方が効率がいいんですけどね。


03 情報発信の強化

ホームページやSNSで毎日の教室の様子を発信しましょう。情報を強化しても即効性はありませんが、ボクシングのジャブのように徐々に後から効いてきます。インターネットでの集客は一度情報を投稿すると、放っておいても興味のある人が情報を見てくれます。いわゆる勝手に24時間働いてくれる営業マンが1人増えるのと同じです。情報発信を定期的に行うと未来の自分が楽になるので最初はしんどいですが、しっかりと行っておきましょう。

04 イベントの開催

毎週の練習に加えて定期的に有料のイベントを開催します。例えば、会場対抗の大会や合宿等。売り上げに繋がるだけではなく、子どもたちのモチベーションアップにもなります。ただ、一度に指導する人数が多くなるので、スタッフを雇うか、イベント時に協力してくれる人を探してから行うようにしましょう。


4.まとめ

今回は副業から始める!月収5万円のスポーツ教室の具体的な中身というテーマで記事を書いていきました。いきなり大規模の教室を経営する事は難しいかもしれませんが、副業で月5万円の収入を得るための教室運営はスポーツ経験がある方なら誰でも可能です。指導が未経験でも集客や運営を含めしっかりとサポートしていきますので、興味がある方がいれば気軽にお問合せしてもらえればと思います!



全ては生徒と指導者の充実した人生のために。

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