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【サッカースクール経営】月謝以外で収益を上げる方法

こんにちは!サッカースクールをはじめとした子ども向け教室の経営コンサルティングを行っていますvidaplenaです。最近大雨のニュースを連日のように見ます。災害も頻発しており大雨の日は夜も眠れなくなりますよね。サッカースクールにおいても大雨の日には活動ができないため雨が降る時期は悩ましいです。過去の記事で雨天時のスクール運営について書いているのでもしよかったら覗いてみて下さい。


今回は月謝以外で収益を上げる方法について紹介します。

収入は大いに越したことはないですよね。(やりすぎもどうかとは思いますが・・・)スクール収益の大元になるのは月謝と年会費になります。この部分に関してはサッカースクールに限らず他の習い事(塾やスイミング)においても設定している教室が多いです。ですが、他にも工夫することによって様々な収益を上げることができます。少しでも収益を上げることによって経営を安定させていきましょう。



1 イベントの実施

01 合宿

02 サッカー大会

03 遠足

2 スクールのコース・メニューを増やす

01 各会場通いたい放題の実施

02 スキル特化型の教室開校

03 兄弟割引

3 番外編

01 外部指導員

02 アルバイトの選択肢

03 副業と掛け持ち


4 まとめ

 

1 イベントの実施

毎週の練習以外でも様々なイベントを企画して参加費を設定すれば収益は増えることになります。僕たちが実際にやっている事から他スクールでやっているイベントも紹介したいと思います。


01 合宿

夏と冬は子ども達も長期休暇に入ります。休みの期間を使って合宿を企画するのも一つの手です。親元を離れて友達と一緒に夜を過ごす事は子ども達を大きく成長させます。その時にしかできないレクリエーションを企画してもいいですし、サッカーの練習、試合を行うのもいいですね。ただし、普段とは違う環境下に置かれるため事故やけがの発生リスクも上がります。参加するスタッフ同士でしっかり打ち合わせを行って臨むようにしましょう。バスや宿泊施設、食事の面も含めての経費計算も行うことも大切です。


02 サッカー大会

各会場対抗のサッカー大会は一番開きやすいイベントです。1人当たりの参加金額を設定して参加者を募りましょう。ただ、月謝や年会費と比較しても参加費をあまり高くしすぎてしまうとなぜ?という印象を抱かれることになりかねません。サッカー大会は収益ももちろんですが、子ども達のモチベーションをUPさせるためという目的もあります。(モチベーションが高まれば継続してスクールに通ってくれることに繋がり、長期的に見た時に収益UPに繋がりますよね。)なるべく少額でたくさんの子ども達に参加してもらえる工夫を行いましょう。


03 遠足

サッカーとは少し離れてバス等で遠足に行くイベントです。僕たちは行っていませんが他の教室で実施しているのをよく見かけます。定番は水族館や遊園地みたいです。たまにはサッカーから離れてみることもいいのかもしれませんね普段は見れない子ども達の新たな一面も見れそうです。


2 スクールのコース・メニューを増やす

ここからは普段のスクール活動の中で収益を上げていく方法を紹介します。開催する会場を増やしていってさらに余裕がある場合に取り組んでみましょう。


01 各会場通いたい放題の実施

複数の会場で教室を運営できている場合にアナウンスしてみましょう。基本的には1会場のみに通ってくれている子が多いはずです。その中でもさらにモチベーションの高い子、他の会場にも友達が通っていて一緒にやってみたい子がいるケースがあります。全体にアナウンスを行い希望する子に他会場での体験を勧めてみましょう。


02 スキル特化型の教室開校

最近はSNSでもドリブル特化の塾、GKスクール、ストライカークリニック、などサッカーの中でもあるスキルに特化した教室が増えています。現在サッカーをする子どもの保護者の多くがSNSを利用している年代ということもあり、こうしたスキル特化型のスクールの存在は一般的に広く知られている状況です。「もっと上手くなりたい」という子どもの願いを止める保護者は少ないはずです。近辺にこうした教室が無いのであれば開校を考えてみましょう。


03 兄弟割引

現在通ってくれているスクール生にも兄弟がいる子は多いはずです。お兄ちゃん、お姉ちゃんがやってるのを見ていてやりたくなった!という下の子の声もよく聞きます。(実際に僕も兄が通う姿を見てサッカーを始めました。)そうした子が体験に参加してくれるハードルを下げる意味で兄弟割引を設定しましょう。スタッフから保護者の方へ体験を促す際にもオススメしやすくなります。



3 番外編

ここからは番外編です。スクールとしての収益を増やすわけではありませんが、自分個人の収入を増やすための手段を紹介します。

01 外部指導員

2023年から段階的に公立中学校の部活の外部指導員制度が始まっています。この制度は教員の働き方改革を目的としてスタートする制度です。スクールを夕方から夜に行うとして空いている時間に他チームの指導を行うことも手段の一つとしてありかもしれません。ただ、知り合いの中学校の先生に聞いたところアルバイト程度のお金しか出ないそうなので自分の生活のためなら他の手段を選んだ方がいいかもしれませんね。。。

02 アルバイトの選択肢

非常に現実的で確実に収益が上がります。スクールの仕事を自分の本業にするなら1日8時間労働+残業があって他の仕事なんて考えられない・・・という状態には少なくともなりません。(そもそも時間の使い方も自由なので。)空いた時間でアルバイトをして自分の生活の足しにするのもいいかと思います。僕自身もスクールの経営が安定してからも朝の時間にバイトをしています。旅行が好きなのでその時に使うお金を貯めるためなんですけどね。笑


03 副業と掛け持ち

自分のスクールを経営する過程でホームページ作成やMEO対策、SNS運用などのスキルが身に付きました。その経験を生かして他の業種のお客さんとのつながりもでき、新たな仕事に繋がっています。何か自分に得意なスキルがあるのであれば空いた時間でできる副業をしてみることが自分の生活を豊かにすることに繋がります。


4 まとめ

今回は月謝以外で収益を上げる方法について紹介していきました。

サッカースクールをメインの仕事として独立する場合、生徒数と会場数が増えて経営が安定するまでは収入が減ることは事実です。様々な工夫して少しでも早く経営が安定するようにしていきましょう。



全ては生徒と指導者の充実した人生のために。

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