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アツアツの境港出雲ひとり旅③

境港から米子と乗り継ぎ出雲市駅に到着した頃には日はとっぷりと暮れていた。
出雲市駅には出雲大社にある大きなしめ縄をモチーフにしたオブジェがあり、旅情を持ち上げてくれる。
ホテルに荷物を置くと駅の反対側にあるらんぷの湯に向かいました。

HPを見た限りでは地元のスパ銭みたいなところかな?と思いましたが、実際に入ってみると、どっしりとした檜作りの内装はまるで老舗旅館(行ったことない)のよう。
浴室も檜作りの高い天井かららんぷが吊るされており、極力明かりを抑えられた感じでとてもリラックスしながらお湯につかる。
含鉄されたお湯の温度は高めに設定され、日中の街歩きで体の芯から温もっていたこともありサウナに入らずともたっぷりと水風呂を堪能することができました。
ただ混雑する時間帯に行ってしまったせいか、ドライヤー待ちに時間がかかりましたね。夏だから良かったけどこれ冬場だったら大分きついな。
ドライヤー付きの化粧台が四つくらいしかないので、髪が長い人は要注意の施設かも。

温泉効果か、ぐっすり眠って翌日は早朝から出雲大社へ。
本当はゆっくり向かうつもりだったが、遠征中と思わしき野球部員が二十人ほど大挙してホテルの食堂を訪れたので予定を早める事に。


まずはバスで国作りの神話で知られる景勝地「稲佐の浜」に向かいます。ここで浜の砂を採取し、出雲大社の素鵞の社で清めの砂と交換するためです。
朝曇りの中でバスを降りると潮騒と共に弁天島が見えてきました。30年ほど前までは弁天島まで歩いて参拝できたそうです。
朝に見る海は美しく、ずっと眺めていたい気持ちになりましたがすでにじわじわと気温が上がっていくのでくたびれる前に出雲大社へ。
緩やかな坂道を登りながらの徒歩十五分の最中には、出雲阿国ゆかりのお寺やお墓があります。次のFGOのガチャで出雲阿国来るといいな…と思いつつお参り。


そして出雲大社へ。大きな鳥居をくぐり松原の道をいきます。因幡の白兎に因んだ像を初め、うさぎの石像がいろんなところに鎮座しています。
うさぎを追いながらコの字に曲がった参道に素鵞の社があったので、ここで稲佐の浜で採取した砂と清めの砂と交換。


やはり大きなしめ縄で有名な神楽殿の迫力はすごかったですね。お参りの後に御朱印を頂いた後にはすでに日は高く登り、涼を求めて近くの甘味処へ。



出雲大社のしめ縄に使われている「マコモ」をシロップに使用したぜんざい餅かき氷をいただきました。
腹弱なのであんまり大きなかき氷は食べないのですが、あんまりにも扱ったので迷わず注文。
良い氷を使っているのかガツガツ食べてもアイスクリーム頭痛が起こらず、おいしく完食しました。
「マコモ」は初めて食べたけど、抹茶とよもぎの中間みたいな爽やかな味わいでまた食べてみたいな。

かき氷を食べた後でも外に出ればアホほど暑かったので、溜まらず日傘を購入(昨日境港で買おうとしたぶっ壊れていた)
ファンシーな力士の傘を買ってしまった。この後街歩きをしても熱中症にならなかったのは力士たちのお陰だと思います。

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