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【読書録】常勝集団のプリンシプル

おはようございます!いがちゃんこと、イガラシです!

葉桜がきれいな季節。
個人的に、満開の桜より、葉桜になったくらいの頃合いが一番好き☆

今年は花見できなかったけど、必要なもの買いにでかけた散歩がてらで、きれいな桜見れたからいいか(*^▽^*)

さてさて、ここ3日で、小説2冊、ビジネス本/自己啓発本2冊読了。

そのうちの1冊。

常勝集団のプリンシプル

友人のおすすめで読んだ本。
全国大学ラグビーフットボール選手権大会で9連覇を達成した帝京大学ラグビー部の監督(岩出監督)が執筆。

昨年はラグビー日本代表が大躍進した年でもあり、
ラグビーが以前より身近になったこともあり、手に取りやすいのかな。
スポーツが好きな人とかビジネス書が苦手という人にいいかも。
もちろん誰しも勉強になること多いし、現実に取り入れられること多いと思う。

個人的には、
働き方改革が取り沙汰されて数年経ったけど、なかなかうまくいってないのが実情。
学校や教育の現場から取り入れられることがあるとは常々思ってた。
というか、成功している人たちが大事にしていることは、やはり原理原則なのだなと改めて感じた。


「試行錯誤の末、自身の成功体験を捨て、「脱・体育会」など従来の常識を覆す数々と組織改革と科学をベースとしたモチベーション・マネジメントを導入。
単にラグビーの能力を上げるのではなく、創造力と人間力にあふれ自律的に動く人材が育つ組織風土・文化をつくりあげた。
その結果、帝京大学ラグビー部は常勝集団に変貌を遂げた。」
(本書紹介文より)


勝ち続ける組織とは、「メンバー一人ひとりが自律的に考え、行動し、仲間と助け合いながら、自ら学習、成長する集団」

こう定義づけした上で、どうやってそういう集団、チームをつくっていくかという話。

◇まずはトップやリーダーが変わらなければいけない。
→これは稲盛さんの考え方とも通ずるものがある。

◇リーダーの指示命令は、リーダーが楽をするためのツールなのです。
→ここまで言うかとも思ったけど、実際思い当たることもあり。。。

◇「上」からの指示・命令の代わりに「横」のコミュニケーション
→自ら動くように、自ら意思決定ができるように、誰からどのように伝えるかというのはとても大切。

◇そういうふうに考えると、監督としての私の役割は、いまのパフォーマンスを最高 にするだけではなくて、未来にもつながる人づくりを、スポーツの世界を通じ
て、しっかりやり遂げなければならないことだと考えています。
→ここまで選手ひとりひとりと向き合って、腹くくっているのかと考えさせられた。組織のトップたる心構えだなと思った。

◇成長マインドセットとは、「能力は誰でもいつでも伸ばすことができる、いまはできないことでも努力すれば必ずできるようになる」という考え方や信念のこと。
→可能性をどこまで信じ切ってできるのかが肝ということ。自分の可能性もだし、仲間の可能性も含め。

◇組織文化はトップがつくりあげるもの
→一人ひとりの行動が習慣となり、文化となっていく。行動の指針となる方向性、ビジョンはリーダーが示すべきものなのだな。

◇グローバル化や技術革新によって「ワーク」の仕事が減っており、 人間にしかできない仕事「プレイ(担い手はプレイヤー)」を増やして、量的な成長から質的な成
長への転換を図るべきという論旨です。
→プレイヤーであり、プロデューサーであれ。

◇「企業文化は戦略に勝る(Culture eats strategy for breakfast)」という言葉(ピーター・ドラッカーの言葉という説もある)
企業文化とは、ぬか漬けのぬか床のようなものです。よいぬか床であれば、さまざ まな特徴のある野菜を漬けても、おいしく漬かっていきます。よいぬか床にするには、 毎日混ぜ返したり、ぬかや塩を足したり、風味づけや防腐のために唐辛子を入れたり と、手入れが欠かせません。
→文化って大事。どんな文化を作っていきたいか決める必要がある。


と、考え方や心構えの部分が多くあって、とても勉強になった。
勉強になったで終わるのでなく、どれだけ行動に落とし込んでいけるかが大事!!


根底にあるのは「勝ちたい」「楽しむ」という気持ちだと感じた。
だから、人生において「勝つってなんだ?」をしっかり見定めて行動するのが第一(=^・^=)


さ、今日も天気いいし、気張っていこ(-ω☆)キラリ

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