見出し画像

自室が汚部屋だと気づいて  lady Gaga踊りまくった話


ふと自分の部屋を見渡してみると
そこにはmessy roomが広がっていた。

まさにmessyを描いたような様。
うん、まあまあ酷い、
ので自分の目を疑った。

※ここで一つ断りたいのだが、タイトルにした汚部屋という言葉には実は違和感がある。私の部屋はあくまで物が散らかっている状態で、ゴミが溜まったdirty ではない。何を“汚”と言うかは人それぞれであるが。。

そこは確かに自室だった。

「そこ」というか「ここ」なのだけど
ちょっと距離を置きたいカンジ。

困った…いつからこんなことに…
いったい何から手を付ければよいのやら。


YouTubeで「部屋の片付け」を検索すると、大きく分けてふた通りの種類の動画が出てきた。

一つは要らないものを片っ端からビニール袋に詰めて捨てていくタイプのもの。
もう一つは、まず自分自身の理想の生活を思い描き、現状を理想に近づけるため逆算式に持ち物や生活習慣を見直すというもの。


私はなぜか小さい頃から物を捨てることに対して、可哀想という気持ちを抱く。
そのため「まだ何かに使えそう」という実際には使用していないモノたちが部屋を占めている。

結局は物に圧迫され部屋が狭くなり、ちょっと片付けたほうが良さそうだな…という気持ちで毎日生活している。生活に支障をきたしたり(物を紛失するなど)、居心地が悪くなるほどではないが、もう少し何とかなりそう…という気持ち。


そこで片付けの達人が言うように、まずは理想の部屋を考えてみた。

自分はどんなものに囲まれていたいのか?
どんな部屋で過ごしたいのか?


自分の思う心地よさって何だろう
自分の思う好きってなんんだろう
じっくり自分の声に耳を傾ける


考えていくうち、自分の好きや心地良い感覚を思い出すため、好きだった音楽を聴いてみては?と思い立つ。
あまり人に話したことのない自分の密かな好きを思い出し、数年ぶりにLady Gagaの曲を聴いてみた。

懐かしいメロディと力強い彼女の歌声に気持ちが盛り上がる。気づけばノリノリでひとり部屋で踊っていた。これぞ快感!!


踊り疲れて寝た。
心地よい眠りだった。
心にわくわくが宿っている感じ。


朝、目を覚ますと相変わらずな部屋である。


そしてmessyだと思っていた一つひとつの物に目をやってみる。
それぞれにここへ来たストーリーがあり、どんな理由であれ、それを大切にしたいと思った過去の自分の意思があった。


物にも人にも出会いと別れがある。時間の経過によって必要な物も変わってくる。今無理に識別せずとも自然と別れの日が来て、ここから去っていくモノもあるだろう。



では、私の理想の暮らしはというと?

目の前に居てくれる全てのモノに感謝する気持ちを大切にしたい。
ただありがとうと思う。
別れが来る日まで大切に一緒に過ごそう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?