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ロボットがタクシー?

こんにちは!
足立佑介です。

完全自動運転による無人タクシーサービス

サンフランシスコでは、特定の時間帯限定(PM10:00~AM5:30)で、
完全自動運転による無人タクシーサービスがスタートしている。

ゼネラルモーターズ(GM)傘下のクルーズ社が提供する、完全自動運転による無人タクシーサービスだ。

https://vp.nyt.com/video/2022/09/27/102614_1_CRUISE-01_wg_720p.mp4

この動画を見ると驚きの光景が広がっているのだが、横断歩道を渡る通行人を気にかけ、信号を忠実に守り、速度も法定速度を厳守する完全自動運転による無人タクシーサービス。

こんな時代が本当にやってくるとは、という光景だ。

2022年11月現在、完全自動運転による無人タクシーサービスを展開し収益を上げている会社は、以下の2社のようだ。

■Cruise Automation(GM)
アメリカカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く企業
2017年に自動運転車の量産体制を発表
https://pat-analysis.com/car/2020/06/9737

■ウェイモ(Google)
アメリカカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く企業
2018年12月に自動運転タクシーを世界で初めて商用展開。
自動運転トラック事業にも力を入れ始めている
https://jidounten-lab.com/u_waymo-history

上記以外の会社に関しては、新情報が出ていなかったり、清算されてしまったりしている。

■モーショナル(Motional)
2020年8月12日、現代自動車が米国の自動運転技術会社のアプティブとともに設立した自動運転車合弁法人。現代自動車はこの合弁法人に総額20億ドルを投資すると発表したが、その後、目新しい情報は上がってきていない。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/269151?sectcode=320&servcode=300

■アルゴAI
2022年10月26日、フォードとフォルクスワーゲンから数十億ドルを調達した自動運転テクノロジー企業のアルゴAIを閉鎖し、精算。27億ドルの減損損失、2022年7~9月期決算で8億2700万ドル(約1200億円)の純損失。
https://forbesjapan.com/articles/detail/51469

Cruise やウェイモによって完全自動運転による無人タクシーサービスは実用化されているものの、まだまだトラブルや問題解決することは山積しているとのこと。

現状は広く広大な土地や都市での展開や、人が少ない夜間帯での限定サービスであり、ニューヨークのタイムズスクエアといった人が密集し狭く複雑な道の大都市で実現ができるかどうかが揶揄されている。

そのことを考えると、狭い道で人が密集しやすい日本の大都市や都心では、
やはり完全自動運転による無人タクシーサービスの実用化は、まだまだ先の話になるだろう。ましてや超高齢化社会において、デジタル化だけがビジネスではないと私は思う。

この日本のマーケットに最適なビジネスモデル、マネタイズがあり、サービスの展開がある。

今後も事業拡大に向けてマーケットを鑑みた展開をして参りたい。

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