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ローテーション狂乱ヴァンパイア紀行



前書き

こんにちは!
今回はローテ狂乱ヴァンプについて、ランクマ環境で実際に見てきたこと・感じたことを時期ごとに淡々と解説します
なので、BO3競技環境を中心とした内容ではない事と、主観的な自分語りが多い事を理解した上で読んで下さい
ては行こう!

自傷(〜VEC)

自傷?そんなの無視してとにかく打点!(アグロヴァンプ)
レジェンドはほとんど玩具!
当初の自傷テーマはそんな状態だった為かなり空気…
特に「ヴァルプルギスナハト」はマジでひでーなと思った 後に唯一の相棒だった「ヨルムンガンド」にも裏切られてしまう かわいそう(小並感)

これがリノセウスを作った人物ってマジカヨ…

転機が訪れたのはリリースから2年後のOOT環境
そこでは自傷ヴァンプに露骨な強化が入り、遂に環境で活躍することとなった!
しかし、上振れがエグすぎてランクマを赤く染め上げた為、存在がバグな「フラウロス」と、ネタから高速蓋と化した「闇喰らいの蝙蝠」が敢え無くナーフされてしまった
この短い天下以降、自傷軸に長い暗黒期が続く事となる…

爆誕(UCL〜WUP)

OOTから1年後のUCL環境
「姦淫の絶傑・ヴァーナレク」以来となる自傷回数を参照するコンセプトが推され初め、WUPでは遂に「狂乱」というキーワード名が追加された

公式サイトにしれっと書いてあった

しかしこの段階ではデッキパワーが低く、機械や渇望に立場を奪われていた
自分もランクマで見た記憶がまるで無い というか構築すら知らない

苦難(FOH〜DOV)

運営もこの状況を見過ごさなかったようで、FOHで大量の狂乱関連カードが追加された しかしそれでも鳴かず飛ばずであったため、SORにて「ウールヴヘジン・アラガヴィ」の上方修正が決定!

自傷回復するし4PP消費しないし疾走する

もはや別物レベルの魔改造を施されたがこれでもダメで、「契約の碑文」をメインにしたテーマが実装されたりしたものの、キーワード化してから1年間も鳴りを潜めることとなった…

主役(RSC)

RSCにて「百獣の大悪鬼」が実装されたが、当時環境トップの「栄華の加護神・ヤテラントゥ」の劣化という扱いを受けてしまった
自分は前に寄せた純構築や「虚無ノ哭風・グリームニル」を採用した進化狂乱等を使っていたが、先攻取ればワンチャンあったナーフ前環境よりも、「機械ネメシス」や「撤退ロイヤル」が理不尽過ぎたせいでナーフ後環境のほうが苦痛に感じた
しかしそんな狂乱にも救いの手が!

主役は遅れてやって来る

結局環境ではあまり活躍しなかったが、「終幕の吸血鬼・ユリアス」の登場はそれまで見向きもされなかった「ゼノ・ディアボロス」の価値を高め、二人はズッ友に…

光明(DOC)


更にDOCでは狂乱関連のパワカが沢山追加された ローテでは環境初期こそランクマで大量発生したものの次第に失速したが、アンリミではこの時を機に狂乱ヴァンプの長い支配が始まっていく…
アンリミの影響もあってか「夜天の吸血鬼」がナーフされたが、狂乱効果持ちのカードでナーフされたのはこれが唯一!

スキンにもなった

自分は周りがみんな新カードの「ダークエンペラー」を使うのでゼノディアでカモりまくっていた ダクエンはカッコいいけど弱いと思います()

こいつもスキン化している

不変(OOS〜EOP)

ナーフの巻き添えで進化ヴァンプが消え、アディショナルの追加によって狂乱ヴァンプの時代が来るかに思われたが、あまり使われなかった
意外にも勝てるデッキではあったので連勝を荒稼ぎしたりガントレットで優勝したりしたが、「シークレットスキル」に何度も苦しめられた フォロワー付与と進化時効果ばっかりなんだよ!こっちはよ!

超やり込んでいた

続くEOPではまさかの強化0!ローテ落ちのダメージも大きく、空いた穴を埋めるために無理やり「干絶の飢餓・ギルネリーゼ」を採用するハメになった…

復讐(RGW)

復讐軸強化のお零れを貰い、周りがハンドレスやモノヴァンプを回す中、自分は孤独に狂乱ヴァンプを回していた
「アビスドゥームロード」によって「月下の跳躍」
の使い勝手が飛躍的に上がり、「月下の狼王・ヴァルツ」や「紅き血の女王・ヴァンピィ」を走らせまくっていた

THE☆脳筋

ただ当時の純構築では打点が出せないということでヴァルツ型を使っていたのだが、OTKコンボの狂乱要素が薄いということで非難されてしまった…ドウシテ…

暗黒(CDB)

CDBではアニシャド主要メンバーのテーマとして「ハウリングデーモン」を中心とする狂乱関連カードが追加されたものの、同時発表の「コスモスファング」に話題を持っていかれるという不穏なスタートを切った
案の定3点AOEでは環境に蔓延る体力4フォロワーが処理できず他の新規のカードパワーも低いため、毎環境狂乱単騎でグラマス登頂している自分にとって「過去イチ勝てない環境」だった 1日中潜ってもMPが全然増えなくてマジでしんどかった…

?!?!

流石に弱すぎたのか上方修正される事になったが、ついでに夜天がナーフ解除された ローテ在中にナーフ解除されるケースは極めて珍しく界隈は盛り上がったが、狂乱が環境に顔を出すことはなかった(なおアンリミ)

転機(EAA)

EAAでは狂乱ではなく古き良き自傷をメインにした八獄ヴァンプが実装された 環境初期は回れば5ターンOTKのトンデモ性能であるスペルウィッチに対抗できる数少ないデッキ(先攻前提)として活躍したが、「絶尽の崇拝者」のナーフにより立ち位置が悪くなった このデッキいつも周りのナーフで立ち位置悪くなってんな…
しかしアディショナルで「虚飾の炎熱」を手に入れ、「愛絶の姦淫・ヴァーナレク」がアッパーされたことで遂に環境入り!競技環境でも狂乱ヴァンプとして初のTier1入りを果たすこととなった

使い勝手違いすぎ

先攻3ターン目フラウロスからの2/3/4疾走連打のアグロ性能は非常に高く、「羅刹の咎人・ガロダート」の蓋性能も相まってランクマ環境をめちゃくちゃに駆け回った その回転率の高さは凄まじく、自分も過去最高にMPを盛ることが出来た!

自己ベスト!

栄華(AOA)

ナーフカードのマトリョーシカ

すぐに炎熱がナーフされ見るも無残な姿になったがその勢いは衰えず、狂乱ヴァンプは覇権を握り続けた しかしアディショナルの実装で「葬送ネクロ」が台頭すると周りのインフレに飲まれていき、次第に勢いを失っていった

没落(HOR〜)

環境から姿を消すも「マリシャスブレイダー」によるヴァンピィ確定サーチ型や、学園復讐ギミックを取り入れたアグロ型など様々な形でしぶとく生き残ったが環境で頭角を表すことはなく、半年間のうちHORやRSLでは狂乱カードの追加が無かった
長らく狂乱を支えていたヴァンピィやハウリングもローテ落ちし、「ディアボロス・ヘドネ」が一人頑張っているものの現状は変わらず、今も「禁牙の執行者・ドラズエル」に咀嚼されている

期間限定はやめようね!

さらに追い打ちをかけるように「Shadowverse: Worlds Beyond」へのアプリの移行が発表され、ヴァンパイアはネクロマンサーと共にナイトメアとして統合されることになった
「Shadowverse EVOLVE」のナイトメアでは狂乱テーマの存在は確認されていない…あっ(察し)

/(^o^)\

後書き

クラス専用のキーワード能力だから今後も強化されるだろうと高を括っていたが、その未来も潰えてしまった 狂乱にはせめてあと1弾、次の最後の弾で華々しく活躍して欲しい
そんなわけで、4年間にわたる狂乱との数々の思い出に感謝して、最後のチャンスに全身全霊を賭けていきたい

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