☆190:目に限らない?ブルーベリー(参考書籍・文献)

※下記放送の参考書籍・文献情報です☆

<参考書籍>
世界最高医が教える目がよくなる32の方法
食事のせいで、死なないために[病気別編]
食事のせいで、死なないために[食材別編]
健康食大全
栄養素も鮮度も100%キープ! おいしい冷凍保存術
長寿ホルモンを増やす! 「長寿食材」の選び方と最高の食べ方


<参考文献>

ジャムの加工は,すべての果物の総フェノール,抗酸化活性,アントシアニンを減少させた。
「たとえばいちごなら、ジャムにすることで、アントシアニン色素の97パーセントが失われてしまう」(食事のせいで、死なないために)。
Comparative Study J Sci Food Agric. 2011 Apr;91(6):1096-102. Effect of jam processing and storage on total phenolics, antioxidant activity, and anthocyanins of different fruits
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21254073/
初期の記憶障害を持つ9人の高齢者を対象に、ワイルドブルーベリージュースを毎日摂取することの効果を調べた。12週間後には、ペア連想学習と単語リスト想起の改善が観察された。さらに、抑うつ症状の軽減(p=0.08)とグルコース値の低下(p=0.10)を示唆する傾向が見られた。
J Agric Food Chem. 2010 Apr 14; 58(7): 3996–4000.
Blueberry Supplementation Improves Memory in Older Adults
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2850944/
16,010名の女性たちを対象に、食生活と健康状態を追跡調査。
ブルーベリーとイチゴの摂取量が多いほど、認知機能の低下速度が遅いことが示された。週にブルーベリーを1皿(serving)といちごを2皿(serving)食べた人たちは、ベリー類を食べなかった人たちと比べて認知機能の低下が最大2年半遅かった。
Ann Neurol. 2012 Jul;72(1):135-43. doi: 10.1002/ana.23594. Epub 2012 Apr 26.
Dietary intakes of berries and flavonoids in relation to cognitive decline
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22535616/
60歳から75歳の男性13名と女性24名を対象に、フリーズドライブルーベリー(24g/日,生のブルーベリー1カップに相当)またはブルーベリープラセボのいずれかを90日間摂取させた。
ブルーベリー群では、対照群と比較して、カリフォルニア言語学習テストにおける反復ミスが有意に少なく、タスクスイッチテストにおけるスイッチコストが減少した。しかし、歩行やバランスの改善は認められなかった。
Randomized Controlled Trial Eur J Nutr. 2018 Apr;57(3):1169-1180.
Dietary blueberry improves cognition among older adults in a randomized, double-blind, placebo-controlled trial
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28283823/
メタボリックシンドロームの成人を対象に、ブルーベリー(22.5gのフリーズドライ)またはプラセボのスムージーを1日2回、6週間摂取させる二重盲検無作為化プラセボ対照試験を実施。
「スムージーの摂取を開始する前と、六週間摂取したあとでおこなった血液検査から、ブルーベリースムージーを飲んだ人の血液中には骨髄系樹状細胞と呼ばれる免疫細胞が88%増加していることがわかった。摂取期間の終了後には、ブルーベリースムージーを飲んだ人の炎症マーカーも低下しており、ブルーベリーには免疫機能を高めるとともに、過剰な炎症を鎮める作用もあることが示唆された。」(健康食大全)
Randomized Controlled Trial Food Funct. 2017 Nov 15;8(11):4118-4128.
Blueberry supplementation attenuates oxidative stress within monocytes and modulates immune cell levels in adults with metabolic syndrome: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29019365/
ブルーベリーを1日250g、6週間摂取した場合と、最大酸素消費量の72%以上で2.5時間のランニングを行う1時間前に375g摂取。
「ブルーベリーを食べた人の運動前のNK細胞数が、食べなかった人のほぼ2倍だったのだ。NK細胞は通常、激しい運動のあとで急速に減少するが、ブルーベリーを食べた参加者では、運動後少なくとも1時間のあいだは増加したままだった」(健康食大全)。
Randomized Controlled Trial Appl Physiol Nutr Metab. 2011 Dec;36(6):976-84.
Effect of blueberry ingestion on natural killer cell counts, oxidative stress, and inflammation prior to and after 2.5 h of running
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22111516/
75,929人の女性を対象にした調査で、ブルーベリーを週に1皿以上摂取する女性は、非摂取者と比較して乳がんの発症リスクが31%低かった。
Breast Cancer Res Treat. 2013 Apr;138(3):925-30.
Intake of specific fruits and vegetables in relation to risk of estrogen receptor-negative breast cancer among postmenopausal women
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23532538/


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