アカデミー情報②

約2ヶ月ぶりにアカデミー選手の現状をお伝えする。
成績は8月末時点までのものである。

1.プロ

まずはヴァンフォーレ甲府の3人
太田修介選手(U15→U18)
再開後初戦でJリーグ初ゴールを決めて以降出場機会を伸ばす。
金沢、東京V、水戸、琉球、愛媛戦と週中の試合を中心に先発出場。
途中出場でもチャンスを得て11試合出場で3ゴール。
ドゥドゥ、バホスに次ぐゴールを挙げている。
その2人が負傷で相次いで離脱しておりこの先出場機会を伸ばすことが予想される。
アカデミー出身者の甲府でシーズン最多ゴールは堀米勇輝の5ゴールとなっており更新が期待される。

小林岩魚選手(U15→U18)
再開直前に足首の負傷で離脱。
開幕戦でベンチ入りを果たしていただけに悔しい離脱となったが第13節愛媛戦で復帰を果たす。
77分までプレー。
これがJリーグ初出場となった。
左サイドを主戦場とする選手だが右WBとしてデビュー。
また、第15節栃木戦でも先発出場し、77分プレー。
今後も過密日程が続く中両サイドこなせる小林にもチャンスは与えられるだろう。

入間川景太選手(U15→U18)
U18からプロ入りを果たし3年目。
昨シーズンレンタル先の長野でJリーグデビューは果たしているが甲府ではいまだリーグ戦の出場が無い。
今シーズンもベンチ入りも無く苦しいプロキャリアとなっている。
現状CBとWBは人数がギリギリの状況で戦っているため両ポジションこなせる入間川が台頭してくると選手層は増す。
過密日程の今シーズンは勝負の年となる。

他チームに所属する選手も見ていく
ジェフ千葉
堀米勇輝選手(U15→U18)
再開後コンディション不良で出場機会が無かったが13節長崎戦で復帰。
続く徳島戦、北九州戦、福岡戦と3試合連続で先発出場。
この先も出場機会を増やしていくことだろう。
昨シーズンはベンチ入りしながら出番無し。
今シーズンはメンバー入りも叶わずといまだ小瀬のピッチで戦うことは叶っていない。
敵であろうと味方で小瀬のピッチに再び立つ姿を見たい。

京都サンガ
川崎颯太選手(U12→U15)
京都のU18から加入1年目のシーズン。
13節新潟戦でJリーグデビュー。
先発出場で85分までプレー。
続く松本戦でもベンチ入りを果たしており高い評価を受けていることが窺える。
別のチームに移りプロになった初の選手であり、U18に昇格せず高体連のチームに進む選手や別のアカデミーに移る選手のロールモデル的存在。
甲府にとっては痛手だがこの先に続く選手のために活躍し道を切り開く存在となれるか注目。

カターレ富山
末木裕也選手(U15→U18)
法政大学から加入して1年目のシーズン。
開幕からレギュラーとしてプレーしている。
開幕当初は左SBでの出場が続いていたが最近では本職のボランチで出場を重ねている。
13試合の内先発出場が11試合、途中出場が1試合となっている。
富山には甲府からレンタル移籍中の岡大生や元甲府の田中佑昌、林堂眞が在籍しており甲府サポーターには楽しめるのではないだろうか。

海外にいる選手も見てみよう
PECズヴォレ(オランダ1部)
ファン・ウェルメスケルケン・際選手(U15→U18)
オランダリーグは3月をもって打ち切りとなっており現在はシーズンオフ。
毎年シーズンオフに甲府の練習に参加するのだが今シーズンは叶わず。
現在は9/12開幕の新シーズンに向けて準備中である。

日本代表に選ばれ、活躍する姿を見たい。

2.大学

◯関東1部
明治大学
井上樹選手【1年】(U12→U 15→U18)
背番号29をもらい登録メンバー入りもベンチ入りも無し。

桐蔭横浜大学
加々美登生選手【4年】(U 15→U18)
昨年関東1部リーグで2位の桐蔭横浜大学で主力として活躍中。
開幕から途中出場で出場機会を得ていたが5節以降は先発で出番を得る。
ここまで8試合中7試合で出場機会を得ている。

順天堂大学
梶原豊選手【1年】(U 15→U18)
追加登録され背番号は32。
6節明治大学戦で88分より出場しデビュー
ここまで4試合中1試合の出場。

◯関東2部
拓殖大学
松田麗矢選手【3年】(U15)
U15から笛吹高校へ進んだ選手。
残念ながら未だにベンチ入りも果たせていない。

三枝蒼選手【3年】(U15)
追加登録され背番号は41。
U15から松本山雅U18へ進んだ選手。
残念ながら未だにベンチ入りも果たせていない。

関東学院大学
宮川瑞希選手【4年】(U18)
ここまで途中出場を中心に6試合中4試合に出場。

産業能率大学
酒井匠選手【4年】(U15→U18)
4試合中2試合の出場。
怪我によるものかはわからないがなかなか出番に恵まれていない。
Jリーグのキャンプに参加したという話もありポテンシャルはある選手。

西海那音選手【4年】(U15→U18)
4試合全試合出場。
共同キャプテンの1人としてチームを支えている。

村松樹選手【4年】(U15)
追加登録され背番号は33。
U15から韮崎高校へ進んだ選手。
残念ながら未だにベンチ入りも果たせていない。

日本大学
山内康太選手【3年】(U18)
8試合中7試合で先発出場。
なかなか勝ちきれないチーム状況が影響してか直近での試合ではベンチスタートとなる。
1年生の頃よりポジションを確保し関東リーグ昇格に貢献。
昨年は関東リーグで1年間ゴールマウスを守る。
その活躍が評価され2月には関東大学選抜に選出された。

再度ポジションを取り返すことに期待したい。

神奈川大学
岡野将也選手【3年】(U18)
第5節に1試合ベンチ入りも出番無し。

3.アカデミー

U18
7月よりU-18甲信静 FOOTBALL LEAGUE 2020「From Now On」という大会に参加。

結果は残念ながら最下位に終わってしまう。
しかし、近隣の強豪チームと戦えたことはいい経験となっただろう。
9月より始まる県リーグへ繋げていきたい。

また、7月より活動を再開したU16日本代表に2人選出された。

手塚選手は7月の合宿に参加。
内藤選手は7月、8月共に参加。

8月の合宿では練習試合も行われ内藤選手は得点を奪う活躍。

9月には上記の大会が開催されることから続けての選出が期待される。

また、この世代は来年行われるU17W杯を狙う世代であり、11月にはアジア予選が行われる。

日の丸をつけて戦うヴァンフォーレ戦士の姿が見られるかもしれない。

U15
U15は7月より県リーグがスタート。
この大会にはU14で望んでおり1学年下の世代で戦っている。

結果はこのような形となっている。

一方でU15世代はどうかと言うと関東リーグの2部で戦っている。
8月30日に開幕も開幕戦で敗れてしまう。

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これからのアカデミー関連の選手たちの活躍にも期待したい。

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