見出し画像

VetSolution①犬と猫の腎臓病について

こんにちは、VetSolutionです!

突然ですが、みなさんベッツジャーナルをご存じですか?
ベッツジャーナルはVetSolutionのサイトにて、ワンちゃん・ネコちゃんによくある病気について獣医師が情報配信している記事です。
毎週1回、わんちゃん・ねこちゃんに多い病気と療法食についてお話ししています。また、ベッツジャーナルの記事に合わせて、こちらでも病気やごはんについて紹介していきますので、ぜひあわせてご覧になってください。


今週は「犬と猫の腎臓病」についてです。
腎臓病は主に高齢の子がなる病気ではありますが、原因によっては時折比較的若齢の子でも起こりうる病気です。

腎臓はお腹の中でも背中側の方に左右1個ずつあります。腎臓の主な働きは尿を作ることですが、他にも、血圧の調整や、赤血球を作る等、さまざまな働きをしている臓器です。
尿は血液から作られていることをご存知でしょうか。腎臓の中の「ネフロン」という場所では、血液中の不要なもの(老廃物など)は尿へ、必要なもの(水分など)は再吸収し、尿を作ります。
しかし、腎臓が障害を受けると、このような機能が損なわれてしまいます。

腎臓は傷ついても、残っている元気な部分だけで働きます。元気な部分が腎臓の残り1/4ほどになると、多飲多尿などの症状が、さらに進行していくと嘔吐や脱水症状などの症状が出てきます。

傷ついた腎臓は元には戻らないので、腎臓病と判明した時点で、残っている元気な腎臓を守っていく治療が必要になります。
お薬や、点滴が必要になる子もいますが、毎日の食事で腎臓の負担を減らすこともできます。

詳しくはベッツジャーナル記事を是非読んでみてください。

https://vetsolution.jp/journal/犬と猫の腎臓病/