経験談から語る「手段」と「目的」について
こんにちは。獣医専門予備校VETの永目です。
今日は「手段」と「目的」についてお話ししていきたいと思います。
辞書的な意味としては以下のような感じです。
手段:目標達成のために必要な方法のこと。
目的:得ようとして狙う対象。到達したい状態。
と書いてあります。
月並みな例ですが、
「東京に行きたい」
この時の「東京」が目的です。
東京に
「新幹線」でいくか?
「飛行機」でいくか?
「ヒッチハイク」でいくか?
というような「どうやって」の部分が手段です。
私事ですが、永目は高校2年生の時に「数学の先生になりたい!!」と決めました。理由は大きく分けて2つです。
①元々なんとなく先生になりたかったが、高1のときの担任が数学の先生で教え方も上手だし、人間的にも大好きな先生で憧れた。
②自分は数学がそんなに得意ではないのに理系に行ってしまい、苦労しながらも上達していった経験がある。その時の苦労した経験をもとに「数学が苦手で夢を諦める子が出ないようにしたい!」と思った。
さらに、①で書いた先生が「広島大学」の出身でした。広島大学といえば、元々師範学校だったこともあり、教育学部がとても有名です。
広島大学に行って、あの先生みたいな素敵な先生になりたい!と思ってめちゃめちゃ勉強を頑張りました。
したがって「広島大学教育学部数学専攻」を目指してしぬほど勉強しました。
結果、浪人もさせてもらって、こんな感じで成績がめちゃくちゃ伸びました!!
↓高2の冬の成績
↓浪人したときのセンター試験の成績
しかし!
目標としていた「広島大学教育学部数学専攻」には少し点数が足りずC判定でした。
二次試験の配点が低いため、逆転もむずかしい。
この時、同じ広島大学の教育学部で「技術家庭科専攻」ならば、A判定でした。そこで「技術家庭科専攻」を受けようと決意しました。
出身高校に調査書を取りにいった時に、その話を仲の良かった先生に「数学ではなく技術家庭科専攻受ける」という話をしたら…
その先生は
「永目君。君の人生だからもちろん自由にしたらいい。でも大学の『学部選び』は人生を選ぶこと。つまりライフワークを選ぶものだと思うんだよね。〇〇先生に憧れて広島大学にこだわってるのも知ってるけど。キミが技術家庭科と一生向き合って行く覚悟があるなら、いいと思うよ」
その時、当時のながめ少年は既成概念がバキッと壊れました。
「そうか!僕の人生のゴールは数学の先生になることだった!」
と思い出して結局、京都教育大の数学専攻を受験し、無事数学の先生になることができました。
おかげで、数学の講師としてVETで働くことができていて今楽しくやれてめちゃ幸せです。
広島大学に行けなかったことへの後悔は1mmもなく、大学生活も本当に充実していて、学びたい学びができて本当にいい選択をしたと思っています。
そんな自分の経験があるから、言いたいです。
学校名は大事。
憧れのために頑張れる!と言う面もあると思うんです。
こだわるのはわるいことではなくていいことです!
だけど、忘れないでほしいのは一年でも早く「目的」を達成して夢を叶えることです!!
皆さんも「目的」と「手段」を間違えないように、自分を見つめてください^^
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