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獣医国家試験不合格体験記 私はこうして乗り越えた②

お久しぶりです。
ブラッディーメアリーです。

前回記事を投稿してしばらく経ってしまいました^_^;
記事を読んでくださっていたみなさんにはご迷惑おかけしました。
これからは失踪しないようにコンスタントに書いていこうと思っている所存であります(._.)

さて前回の記事の最後に、各科目の勉強の仕方など書いていこうと綴っていたのですが、大切なことを忘れていました…

それは

勉強する際に何を使ったら良いか

です!

獣医国家試験は情報戦の要素もあり、間違った情報を信じ、間違った勉強の仕方を続けていては残念ながら合格する可能性はどんどん低くなってしまいます…

なので今回は、試験に合格した私が使った参考書、必要だと思ったことを
★~★★★の三段階で個人的に評価していこうと思います^_^
判断基準としては
★★★:毎日使った!
★★:たまに使った、★★★で調べても分からないときに使った
★:全然使っていない、開いていない
とさせてもらいました!

1つのサンプルとして参考にしていただけたら幸いです!



では早速★★★から紹介していきたいと思います♪

★★★

①獣医国家試験の過去問

これは言わずもがなだと思います。
これなしでは絶対勉強は進まないと思います!

私はAB問題から手をつけ、科目別に五年分解いていきました。
具体的には73回の解剖学→72回の解剖学・・みたいな感じです!
そして解剖学が終われば次の設問で出てくる生理学を順番にしていました。

ここで1つ注意したいことが1つあります。
浪人の方は持っているかも知れませんし、現役の方は勉強をすれば回ってくるかもしれない「科目別まとめ」みたいなファイルがあります。
個人的にこれは苦手でした^_^;

理由としては
①解答・解説が見える
②問題に抜けがある
③答えに間違いがある
の3つです。

なのでもし「科目別まとめ」を使うのであれば、勉強したてで何もわからない状態でもまずは自分で考え、そこから解答をみて答え合わせ、解説を自分なりに作成し、その他に新たな解説があるか「科目別まとめ」を確認するといったサイクルがいいと思います!

あと過去問の量は3年とか5年とか10年とか色々言われていますが、
私は5年で十分だと思います♪

浪人が決定し、最初は今年は10年分を解こうと息巻いていた私ですが、いざ過去問を取りかかるとまぁ忘れる忘れる(笑)

と5年分でもこの有様だったので10年分はあきらめました^_^

あと大学受験の時、むやみやたらに参考書を解きまくっていた人より、1つ1つ参考書をマスターしていった人の方が成績の伸びがすごかった事を思い出し、5年分の過去問を完璧にすることを目標にしました!

心配しなくても大丈夫です!
5年分でも1つ1つ設問の選択肢まで分析していけば、知識が足りないなんてことには絶対なりません^_^

なので、過去問の年数に困ったらひとまず5年分を目安にしてみたらいかがでしょうか?
あと5年分だと農林水産省のHPで手に入るので、過去問が手に入らないなんて状況にはならないですからね♪

②大学が出しているまとめ(特に北大まとめ、日獣まとめ)

これも言わずもがなですよね!
受験期になると必ず話題に上ると思います。

個人的には基本は北大まとめを使い、それでも分からない内容は日獣まとめを使っていました。

ただし、去年から北大まとめが発売されなくなったらしいです…(転売が横行したとかが理由らしいです…)

ですが、全く心配する必要はありません!
日獣まとめを使えば良いだけですし、先輩が使っていた昔の北大まとめを使ってもいいと思います!
昔の内容だと最新の情報が抜けている場合もありますが、それは友人や勉強会ですりあわせばいいだけですので^_^

気をつけることは1つのまとめを使い倒すことです!
なんでも浮気はだめですよ♪

③一緒に勉強する仲間

これを使った参考書にいれてもいいのか悩みましたが、やはり大切ですので入れさせてもらいました!
(必要なこととも書いてますのでセーフですよね…?)

一緒に勉強する人はやっぱり必要ですね~
あまり人と一緒に勉強するのが得意ではない私もそう感じざるを得ませんでした。

②でも書かせてもらいましたが、情報、知識のすりあわせはとても大切です。
とくに現役生の情報は大変貴重です。(現役生の間で共有されているファイルとか、対策授業で言っていた豆知識とか…ほんとに助けてもらいました)

常に一緒に勉強する必要はないと思いますが、毎朝2時間の勉強会に参加させてもらっていました。
ここでやった内容は過去問でそれぞれわからなかった問題の解説とか、口頭テスト、あと喫煙所での駄弁りですかね?(笑)
友人と話すのはとても気持ちが楽になるので、精神安定剤として必要だと思いますね^_^

勉強会の内容は各々グループの進捗や方針があると思うので正解はないと思いますが、時間を決めてダラダラ勉強しないことを決めておけば失敗はしないと思います♪

④自分のまとめノート

①の過去問の一部かもしれませんが、自分のまとめノートです!
私の場合は感染症の発生地域をまとめたノートや、手術法のまとめ、有害植物のまとめを作ってました。

正直これがなかったら、隙間時間の見直しができませんでした^_^;
国家試験の前日とかそれだけで見直してました!

ぜひ勉強するときと平行して作成してみてはどうでしょうか?

以上★★★でした。
続きまして★★です!

★★

①麻布カラーアトラス

自分もビックリしましたが、意外と使ってなかったなーと思いました。
CD問題を解く際にみることがありましたけど、しっかりABを勉強していたら問題文で大体予想ができてしまうんですよね…
いや本当に!
私の周りみんなそうでしたので、心配しなくても絶対そうなります!

個人的には画像を見ないとわからない整形疾患系や寄生虫系を中心によく見ていました。
しかしそれ以外あまり見た記憶がなく、毎日使っていたわけではないので★★とさせてもらいました。

②大学の国試対策授業のスライド

次は大学の国試対策授業のスライドです。
どこの大学も冬になると国家試験対策の授業が始まると思います。
卒業試験もある方にとってはかなり使い倒した教材になるはずです。

その分野のエキスパートが作ったスライドなので、正確ですし、画像も使われたりするのでとても見やすいです!

しかし問題点としては、

細かいし、量が多い!

最近の傾向では出ていない分野や、先生の得意な分野が深掘りされていたりと少し国家試験の勉強で使うのは不向きかなと感じてしまうのは私だけでしょうか…?^_^;

もちろん学校のスライドで合格している人もいたので個人差はあることは承知の上ですが、全国の獣医学生のレベルに合わせるなら過去問とまとめを使い倒した方がいいのではないかなと思います。

わからない事があった際には結構出番が多かったですが、判断基準的に毎日使っていたわけではないので★★です!

因みに学校のスライドは社会に出て使います。
社会人になってもう一度受けてみたいなと思う授業もありますので、終わっても資料は捨てないことをおすすめします^_^

③ネットの記事

最後にネットの記事ですね。
基本的には北大まとめや、日獣まとめ、大学の授業プリントで事足りるのですが、それでも分からないことがあります。
そんなときは我らのGoogle先生の出番です。

確かに明らかに間違った内容のものもありますが、自分なりに合っているかどうか調べて、メモして、勉強会に持ち帰ってみんなの意見を聞くというサイクルをクセつけていました。
間違っていたら間違っていたで記憶に残りますし、合っていたならそれでいいですしね^_^

以上★★でした。
最後に★の紹介です!

①ふくろうの寝言

こちらは一問一答形式のまとめ本ですね。
うーん…全然使わなかった…

このタイプの一問一答の弊害としては、この形で聞かれたことしか分からないと言うことです。
国家試験では同じ事を様々な形で出題され、それを見抜けるかという一種の謎解き要素があると思っています。

多分友達と口頭テストしてる方が身になった気がします^_^;
口頭テストのネタ探しには使ってたかもしれないです。

それぐらいの存在感でしたので、★とさせてもらいました。

②模試

続きましては全国の獣医大学で一斉に開催される模試です。
時期としましては、1月ぐらいでしょうか?
こちらは完全に力試しですね!

合格点に届いてなくても全然問題ないですし、復習もいらないと思います。
それよりも自分が今までしてきた過去問や自分のまとめノートを見直して、穴をふさぐ方がいいと思います。

見たことない問題に触れてみたいと思っている方は受けてみるのは全然アリです♪

まとめ

①まずは過去問!
選択肢までじっくり分析し、何度も繰り返せば必ず力はつきます!
②まとめは1つに絞り、使い倒しましょう!
自分だけの辞書を作る感じでどんどん書き込みましょう!
③一緒に勉強する仲間を見つけ、共に頑張ろう
個人的には4~5人グループがオススメ
自分のまとめノートを作ろう
iPadなどで、自分なりの文章と画像を組み合わせたら最強

いかがでしょうか?
他にもこの参考書は?などあればコメントお願い致します!
自分なりの意見ですが、返させていただきたいと思います^_^

ではまた次回もお願いします♪

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