獣の女医ガオ先生

塾なし、予備校なしで獣医大学にストレート合格したとある獣医の生い立ち。 現在は野生動物…

獣の女医ガオ先生

塾なし、予備校なしで獣医大学にストレート合格したとある獣医の生い立ち。 現在は野生動物の診療に奮闘する日々。 己の妊娠中に起こった奇想天外なハプニングの記録。

最近の記事

獣医になるためには中学の授業態度が進路の決め手

私は獣の女医である。 ここまでの生い立ちと私について詳細は過去の投稿をご参照のこと。 さて、今日は学校の授業だけで獣医大にストレート合格した私の中学時代の話。 中学校はもちろんのこと地元の公立中学である。 部活もやり、友達も多く、人並みに青春時代を謳歌した。 でも忘れてはいけない。 塾や予備校に通わずに獣医大に入るにはここがすでに分かれ道。 部活に打ち込み、休日は遊ぶために必要なことは授業だ。 大人からすればしごく当たり前のことであろう。 ただ、それができないのが学生だ。

    • 学校の授業だけで獣医になった少女の幼少期②

      私は獣の女医である。 本章は前回の続きを綴っていこう。 そう、幼少期の私は紛れもない動物バカだった。 小学生の頃は毎日20時に就寝していた健康児である。 そんな私がはやりのドラマより好きな番組、それがどうぶつ奇想天外である。 若い方にはわかるまい。志村動物園ではない、どうぶつ奇想天外である。 毎週私は画面越しにサバンナを臨み、ジャングルを拝んだ。 師匠は千石先生なのだ。 この番組で得た知識は大人になって、獣医になってからも役立っている。 なんといっても野生動物を診療するため

      • 学校の教えだけで獣医になった少女の幼少期

        私は獣の女医である。 頭はそれほど良い訳でも無く、しかし公立の小、中、高校に通い、塾や予備校に通うことなく獣医大学にストレート合格した。 高校で毎月受ける模試で、獣医大学への合格可能性がEランクの20%以下、しか見たことがない。 熱意と情熱だけではどうにもならないことがあると知っているが、熱意と情熱があれば大半のことは何とかなるとも思っている。 さて、今日はそんな私の幼少期のことを話したい。 母は毎日2回、私を公園に連れていった。 私が1歳手前、初めて発した言葉はその公園

        • 自己紹介

          まずは自己紹介と始めたい。 私は獣の女医である。 過去に診察した動物は哺乳類から魚類まで、100種類はあろうか…… 奇想天外な毎日を心から楽しみながら働いている。 そして、いま、母でもある。 大人になるまで結婚というものに嫌悪感が強く、口を開けば結婚なんかしない!といったものだ。 女性にとって結婚は最大の束縛であり、自由を失うと信じて疑わなかったからだ。 それが今は母となり、結果的に人生スキルは格段に上がったと思う。 これは個人の感想でしかないが…… さて、このnoteでは

        獣医になるためには中学の授業態度が進路の決め手