いまさら聞けないChatGPTの使い方。AIは怖くないのでとりあえず1個質問してみよう

ChatGPTとは？

ChatGPTは、自然言語処理（NLP）を駆使したAI技術の一つでOpenAIによって開発されたサービスです。おそらく世界中の人が知っている有名すぎるAIチャットサービスで、ありとあらゆるAIサービスが乱立するきっかけになった特異点でもあります。

このテクノロジーは、人間のように流暢で理解しやすいテキストを生成することができ、質問に答えたり、会話をしたり、さまざまなタスクを実行する能力を持っています。簡単に言うと、ChatGPTは私たちと対話ができる賢いロボットのようなものです。
さらにエンジニアでない人がChatGPTを駆使してゲームを完成させてしまうほどの情報量と簡単さを持ち合わせていたりもします。

2024年4月1日には専用アカウントなしで利用ができるようになりましたが、一部制限がありますので、理由がない限りはアカウント登録をおすすめします。

アカウントなしの場合の制限

セッションの継続性
通常アカウントを持っているとChatGPTに質問をしたログは残っていますが、アカウントがない状態でブラウザの閉じる操作を行うと会話がリセットされてしまいます。
また、過去の会話履歴を保存する機能が利用できません。
その他アカウントを持っていない場合の機能制限もあるようなので、特別な理由がない限りはアカウントを作りましょう。

AIが怖いからちょっとだけ試したい、だけであればアカウントなしで試してみるのはアリです。

ChatGPTのアカウント作成方法

ChatGPTを使い始めるためには、まずアカウントを作成する必要があります。

OpenAIのウェブサイトにアクセスし、サインアップ（またはログイン）ボタンをクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入力し、必要な手続きを完了することでアカウントの作成が完了します。アカウントができたら、ChatGPTのダッシュボードにアクセスし、新しいセッションを開始できます。

初めて使う人はSign upから開始しましょう

ChatGPTの基本的な使い方

ChatGPTを使用するには、テキストボックスに質問や命令を入力し、「送信」ボタンをクリックするだけです。

例えば、「東京のおすすめランチを教えて」と入力すると、ChatGPTは東京のおすすめについて答えてくれます。また、「商談のアドバイスをして」と尋ねれば、商談における準備方法やポイントについてのアドバイスを受けることができます。

画面下部の枠内に質問分を入れてエンターキーを押します

ChatGPTは、様々な質問に対して有用な情報を提供するだけでなく、文章の作成や要約、さらにはプログラミングのコードの提案など、多岐にわたるリクエストに応えることができます。

ChatGPTの学習と訓練

ChatGPTの背後には、膨大な量のテキストデータに基づく学習があります。このAIは、インターネット上で公開されている記事、書籍、ウェブサイトなどから情報を吸収し、それらを基に回答を生成します。しかし、ChatGPTは常に学習を続けており、ユーザーからのフィードバックを通じてさらに知識を増やし、回答の質を向上させています。

ChatGPTの回答は100点満点の答えではないので注意

ChatGPTは世界中の情報をもとに学習したデータを活用しています。しかしながら絶対正解ではありません。間違った答えも普通に出して来ることがあるので、必ず確認をする癖をつけておきましょう。

「AIに聞いているのに、結局検索して調べるの？」

と思うかもしれませんが、生成AIはなんでも知っている先生ではあるものの、間違った結果を出したり情報が古かったりすることもあります。
おすすめのランチ程度であれば「あ、閉店してたんだ……」で済むかもしれませんが、会社に提出する資料でミスをした場合、AIのせいにすることはできません。
AIの癖によって間違った情報が出そうな質問もなんとなくわかってきますので、慣れるまでは必ず結果について見直すようにしてください。

まとめ

ChatGPTは、その使いやすさと多様な応用可能性から、教育、ビジネス、エンターテイメントなど様々な分野で活用されています。基本的な使い方をマスターすることから始めて、ChatGPTの魅力を最大限に活用しましょう。この入門記事が、ChatGPTとの冒険の第一歩となることを願っています。