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山本太郎 東京ブロック比例での出馬を表明

山本太郎 れいわ新選組代表 立候補発表街宣!池袋西口(2021年10月16日)

山本太郎(19:17~):れいわ新選組代表、山本太郎、この衆議院選におきましては、比例代表、東京ブロックから立候補いたします。よろしくお願いいたします。

つまりは何か? 山本太郎と書いてもそれは票にはなりませんよというお話でございます。比例とは何でしたっけ? グループでしたよね。団体戦でしたよね。そういうことでございます。ここで細かい話をすると、非常にリスクを負うことになるので、選挙が始まるまではなかなか言えませんが、私たち、れいわ新選組としては、これからやっていく運動は、2枚目の投票用紙に、いかに「れいわ」と書いていただけるかということを最大化していく。私、山本太郎は東京で、その中心となり、全国の候補者の応援に回る、そのような形になっていきます。どうかご注目ください、今回の衆議院選挙。

れいわ新選組代表、山本太郎、マイクを握らせていただいております。東京の比例代表、東京ブロックから立候補を決めた山本太郎、マイクを握らせていただいております。この選挙、野党で共闘するというお話です。立憲民主党、共産党、社民党、そして私たち、れいわ新選組。大きな固まり自民党に対して、この少なくとも8年間のあいだ日本は壊された。例えば労働環境。ただでさえ非正規労働者が、働く人々の4割を超えている状態にもかかわらず、さらにその価格破壊を起こすために、海外から安い労働力を大量に入れるような入管法の改正まで決めてしまった。それだけじゃない。25年の不景気。世界で唯一、先進国の中でそのような状態にある日本の中で、消費税を何度も増税してみせた。はっきり言って、これは自虐行為です。ある意味で、この国に生きる人々への経済制裁。この国に生きる人々へのDVが積み重ねられた8年間。

そのような状況の中で、大きな力を持っている自民党・公明党を倒していくためには、野党がスイミーのように固まりになって戦っていこうということで、この衆院選、私たちは参加、野党共闘という形で参加することにしました。野党がもしも政権を取るということになれば何が起こるか? 徹底したコロナ対策。これまでの1年半、事実上、自己責任。ノーガード戦法でみなさんになんとかよろしくとやってきたものを、しっかりと徹底的に対策をやっていくということ。そしてもうひとつ、消費税。消費税は5%に減税になる。そればかりでない。自民党政権では足りなかった、このある意味でコロナは最大という状況の中で、皆さんに対しての底上げ。これは、これまでよりもマシな状況になっていく。そう考えると、力を合わせてやっていくしかない。

私たちは、この野党共闘に対して、自分たちの立てていた候補者を下げることに決めました。そのお話です。れいわ新選組は何人の候補者を小選挙区から下ろしたのか?(ちょっと待ってくださいね。電波の状況かな)はい、こちらです。当初20人を小選挙区に擁立しておりましたが、最終的には12人、つまりは8人を下げることになった。全体で言うならば、40%の候補者を小選挙区から撤退させるという判断になりました。非常につらい。これは私自身のみならず、候補者自身もつらい。支援者もつらい。この1年半、1年、人によってはそれ以上、それぞれの選挙区で耕し続けてきたものが、自分が立候補できないということを、これを自分たちで決めなければいけなかった。

でも、その見返りは何ですか? この地獄を一刻も早く終わらそう。消費税下げよう。みんなに給付だそう。それによって、もっと景気良くしよう。そのような政治、そのような政権を手に入れるためには、私たちとしても精一杯の努力をする必要があった。そういうことです。

(中略)

山本太郎(37:06~):先ほど言いました、小選挙区、そして比例。この2つの戦いが衆議院なんだよってことです。で、選挙区、全国に290近くありますが、この中から自分の戦うフィールドを見つける。なかなか今の中で難しいですね。一番最初に私が発表した東京8区、ここは結局、私が下りることになった。おそらくこのタイミングで次の選挙区ということになっていくと、おそらく同じようなことも起こるかもしれない。調整するのが非常に難航するだろうということでございます。

もちろん、他党の方々からもご提案はいただきましたが、その提案が現実的とはあまり思えなかったので、お断りをし、私自身はこの比例というところで戦っていこうと。この東京ブロックで「れいわ」と書いていただける、そういう戦いを広げていこうということを選びました。

そしてもうひとつ、比例の順位ですね。先ほど言いました、衆議院選挙、2枚の投票用紙。1枚はあなたの地域の代表を選ぶ個人戦、もう1枚はグループ、団体戦だと言いました。この比例、団体戦の方は名簿があるんですよ。名簿って何かっていうと、順位をつけてます。例えば「れいわ」というところの票が増えていった。そうなったときに、一番最初に議員になる人は誰? 2番目は誰? 3番目は誰? そういう順位が書かれたものです。

今回、私、れいわ新選組代表、山本太郎が、この比例の順位として1位。つまりは最初に抜けて議員になるということを選びました。理由は何かって? 国会が、永田町が一番嫌がるミサイルを撃ち込む必要あるでしょう? まずはそっからじゃないと始まらないんだよってことですよ。

ある意味、このやり方に関してはいろんなご意見あると思います。けれども、私は、まずはこの2年間、国会の中にいれなかったことによって非常にしんどい思いをした。何がしんどかったか? みんな困ってる。25年のデフレで困ってた。そこにコロナまでやってきた。この状況の中で、コロナで苦しむ人々の声、たくさん聞いているのに、それを自分自身が国会の中で突きつけられない。自分自身が1ミリでも前に進められない。その中で非常に苦しみました。次の選挙があったときには、申し訳ない、一番手で乗り込ませてくれということを、れいわのメンバーは理解をしてくれました。ありがとうございます。そういうことでございました。

(文字起こし&太字:Shino)


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