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はじめまして

2020年12月より、DMM.make AKIBAのインセプションプログラム「スタートライン」に参加させて頂いております。


これから活動報告を毎月分アップしなければなりませんが、SNSも一切やったことがなくこのような情報発信には不慣れなので、色々とおかしな点があるかもしれない。それでも、これは自分自身の記録にもなるものなので、積極的に取り組んで参ります。

まずは、ちょっと長めの自己紹介を。
20年以上医師として働いてきて相応に充実した日々を過ごしているはずなのに、どうしても不完全燃焼感がぬぐえない。2つの大学院を修了し、別の国家資格も取得し仕事の幅が広がっても、何か物足りない。そんなある日、某製薬企業においてMRマーケティングの講演をしていたときに、「この薬を使うのに、こういう器具があればいいのに」と提案したのだけど、その後、「自分で作ればいいんじゃないか」と思ったのが、全ての始まり。

思い出してみれば、小学校の時は学研の「科学と学習」の付録は楽しみだったし、高価な「電子ブロック」も買ってもらった時はとても嬉しかった。それ以外にも気球やグライダーを自作したり、変圧器を作って鉛筆の芯に通電して畳を焦がしたり、いろいろとやっていた。初めてみたsonyのwalkmanを見た時はそのクールさに衝撃を受けたし、中学生の時に読んだ「夏への扉」の主人公が発明家というのも、妙に心に残っている。高校3年生になっても、工学部か理学部か医学部かで、色々と悩んでいたこともあった。こういったのが、僕の「ものづくり」したいという欲求の原点だと思う。

こうして自分の原点を思い出したけど、すぐに何かできる訳ではない。そこで、日本医師会の「医師主導による医療機器の開発・事業化支援事業」に数年前より登録し、毎年開催のワークショップにも参加して、医療機器開発のノウハウを深めてきました。その成果として、現在まで①止血器具 ②医療用圧迫器具 ③歩行強化装具 ④走行負担軽減装具 ⑤服薬支援薬箱 につき特許出願が済んでいます。2020年1月には修了証も交付され、企業参加のセミナーでの成果発表を機にいよいよ試作品を製作できるかなと思った矢先に、COVID-19によりセミナーは無期延期。

そんな塩漬け状態だったプロジェクトを、DMM.make AKIBAの「スタートライン」に救ってもらって、今ようやくプロジェクトを再開できました。
さて、この貴重な6ヵ月でどこまで行けるか・・・。

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