カレンダーに興味がない

興味がない事についてわざわざ書くシリーズ「興味がない」。今回のテーマは「カレンダー」。

皆さんはカレンダーに興味はありますか?いろんな事務用品に興味のない私ですが、もちろんカレンダーにも興味がありません。

まあでもカレンダーには全く興味が無くても、年に1回くらいはどうしてもカレンダーを買わなければいけません。

なんと今年は珍しく、年が変わる前にカレンダーを買いに行ってきました。普段は1月か2月くらいに売れ残りのカレンダーを買うことが多いのですが。

とはいえカレンダーにマジで興味がないので、どれを買おうかと迷ってしまって、小一時間くらいカレンダー売り場で見ていました。

日めくりのカレンダーの置いてある一角に行くと、最近は松岡修造の奴が日めくりの主力商品のようです。

去年かおととしくらいもカレンダー売り場で小一時間ほど選んでいたのですが、松岡修造のカレンダーを見つけた二人組の姉ちゃんが、「なんか松岡修造が日本から出たら気温が下がるらしいで」「え~マジで?」、という会話をするパターンに3回くらい遭遇しました。全く別々の人たちがです。Twitterで散々見せられたネタをカレンダー売り場でまたダメ押しされるとは思いませんでした。

なんか知らないけど、日めくりのカレンダーは松岡修造とかNon Style井上とかを筆頭としたような、凄いポジティブで励ます感じのやつが売れ筋見たいですね。毎日毎日ポジティブで前向きな言葉で埋め尽くされているわけですか。やはりそこまでしないと頑張れないんでしょうか

昔、とあるブラック企業のトイレに入ったときに、トイレの壁の至る所ににその企業の創業者のありがたいスローガンが貼りつけてあって、トイレ全体がポジティブワードで埋め尽くされていたのですが、それを思い出しました。日本の闇を感じます。

もっとネガティブな日めくりカレンダーがあってもいいと思います。「恥の多い人生を送ってきました」とか、「生まれてすみません」とか、「貴様らには地獄すら生ぬるい」とか、そんな言葉の方が今の日本人にとっては救いになると思います。

どっちにしろ日めくりという仕様は、カレンダー初心者の私にとっては辛すぎます。普通の月めくりのカレンダーですら1~2か月くらい平気でめくり忘れてしまうので、日めくりという仕様ではちょっとスパルタンすぎます。なので普通の月めくりを買う事にしました。

しかしながらいろんな写真やイラストを使ったカレンダーが売ってますが、本当にどれも興味がないので選ぶに選べません。そういう場合は写真もイラストもないシンプルなカレンダーを選ぶのが普通だと思います。毎年そう思うのですが、でもそういうシンプルなカレンダーというのはあまりにも事務用品っぽさがありすぎて欲しくならないのです。中にはちょっとデザインの良いやつもありますが、ちょっと大きすぎたり値段が微妙に高かったりで見送りました。

仕方がないので結局普通の写真やイラスト付きのカレンダーを見るわけです。

でも、犬とか猫はいらないです。カレンダーに限った話ではないですが、犬とか猫とか食べ物を写真をこれ見よがしに見せつけられると、なんかインターネットを見ているような気分になるのであんまり家の中には置きたくないです。

それでまあ、なんか適当な風景の写真のカレンダーでも買うかという結論に毎年のように至っているわけですが、風景は風景で微妙に選びにくいです。

世界遺産とか、世界各地の珍しい風景とか、そういうのも悪くないと思いますが、というか去年はそういうのを買ったんですが、今年はもうやめとこうかという気分です。ウユニ塩湖はもう飽きました。

廃墟の写真のカレンダーもあったのですが、なんかそういうのを飾っていると、そういうのに興味を持っている人だと思われるし実際別に興味はないのでやめました。

もうちょっとこう、普通のどうでもいい風景のカレンダーとかはないんでしょうか?

例えばWindowsXPのデフォルトの壁紙のような風景とか。あるいは、そこら辺のどうでもいい住宅街の一角の写真とか。

そういうカレンダーがあれば毎年それを買うんですが。