月刊Synthwave生活 2022年9月号

このシリーズでは、だいたい月1を目標にSynthwave、Outrun、Darksynth、Chillsynth等の作品のレビューと言うか紹介をしていきます。
最近はAIが人間の創作活動を奪うか否かという話が話題ですが、私が毎月書いているこの記事もAIで作ったりできるんでしょうか?色んな作品を聴いて、その感想を書くわけですが、AIに音楽を聴かせて感想とか出てくるんでしょうか?まあ、いつも適当にそれっぽい言葉を並べているだけなので、意外にできるかもしれません。
というわけで、今月もレビューの方に行きましょう。

NewRetroWave - GODWAVE

NewRetroWaveレーベルによるDarksynth系コンピレーション。やっぱりNewRetroWaveはこの界隈においては老舗で、めっちゃ爽やかなポップ系Synthwaveからゴリゴリの冷徹なDarksynthまで、入門者がまず初めに聴いても間違いのない手堅い作品をリリースしている。そんなNewRetroWaveだからこその手堅いコンピレーション。

Mitch Murder - Selection 6

Mitch Murderらしいデジタルフュージョン。80年代後半から90年代初頭のアーケードゲームBGMっぽい感じもある。

Sonavision Deluxe & Komit - Creation

リミックスとアートワークでWindows96が参加。まあ、Remix以外もかなりWindows96寄りの音なのでWindows96マニアは是非。

L'Avenue - Riviera

Duett系のキラキラ感。お洒落でショッピング気分な感じのするSynthwave。

Various Artists - Portatil

ペルーのバンドばかり集めたコンピレーションの模様。ポストパンクとかレトロEBMみたいなのもありつつ、プリミティブなレトロ電子音楽がメイン。あとはなんかサイケトランスみたいなのもある。情報が無いので年代が分からないが、80年代や90年代に作られた作品なのかもしれない。何となくSovietwaveにも通じるものを感じるが、やっぱり南米っぽさというかインカ帝国的な神秘も感じる。脳みその普段使わない領域に来るような不思議な楽曲群。

NeverMann - True Mann

英TimeSlavesレーベルからのリリース。同レーベルの得意とする80年代ファンク、シティポップ系のサウンド。