初めての一人旅”ニュージーランド”
どうも、焼きバナナは皮のまま焼いた方がいいと確信した快晴です。
今日は僕が初めて一人旅した時の話です。
僕の初一人旅は20歳の時にニュージランドへ行きました。
一人旅をしようと思った理由は、海外旅行を2度経験して海外にハマり、今度は一人で行ってみようと思ったからです。
何でニュージーランドなのかというと、ニュージランドには友達がいたからです。
「ニュージランドには友達もいるし安心だ。」
そう思って初一人旅に出ました。
初めての一人旅
僕は関西空港にビクビクしながら向かいました。
初めて自分で航空券を予約したので、本当に取れているのかとても不安でした。
そんな旅の始まりでした。
いざ空港に着いたら無事に予約もできていたので、ホッとしました。
ネットで簡単にできてしまうので逆に不安でした。
とりあえず第一関門はクリア。
航空券をギュっと握りしめて飛行機へ乗り込みました。
行き先は”オークランド”。
ニュージーランド航空の壮大すぎる機内安全ビデオに興奮してテンションMAXで飛び立ちました。
▼壮大すぎり機内安全ビデオ
無事にオークランドには到着しました。
到着後はゲートで友達と会う約束をしていました。
しかし、どこを見渡しても友達の姿は見当たりませんでした。
空港のWi-Fiを繋いで連絡したけれど、30分経っても返信はきませんでした。
Wi-Fi使用可能時間の30分も経過し、連絡手段も途切れてしまいました。
「あ、どうしよう。。。」
不安が募りました。
でもどうしようもないので、待つことにしました。
すると1時間後、友達が空港に現れました。
「まじ、会えてよかったぁぁ!!」
友達はバイクで来ていて渋滞に巻き込まれて遅くなったとのことでした。
無事に会うことができたので超嬉しかったです。
でも、その感動もつかの間でした。
これからシティに向かおうとバスに乗せられ、
「俺はバイクで向かうから後で合流ね。終点まで乗って行ってね」
とそれだけ言って去って行きました。
「終点ってどこ?」
「連絡手段もないのに再会できるのかな?」
そんな不安を抱えたままバスに乗りました。
乗客が全員降りた終点っぽいところで降りました。
そして周りをキョロキョロしながら数分後、、、
友達と再会できました。
「まじ、会えてよかったぁぁ!!」
「もうお願いだから一人にしないでぇぇ!」
それから宿の場所を教えてもらい、一緒にランチをしました。
僕たちはカレー屋さんに行きました。
当時は全く違和感なかったけど、何でカレー屋さんだったのか不思議です。笑
このカレーを食べている時に衝撃の一言を聞きました。
「せっかく来てくれたけど、バイトと学校で忙しいからほとんど会えないのは残念だな〜」
僕は固まりました。
そこの部分を確認していなかったのが悪いのですが、僕はてっきり案内してもらう気満々でいました。
「僕は明日から何をしたらいいんだ。。。」
僕の初一人旅の初日はこんな感じでした。
次の日、全く予定がなかったので動物園に行くことにしました。
英語は全然話せなかったので、中学校で習った「I want to go to the zoo.」これをひたすら言いまくって動物園に向かいました。
まずはホテルのフロントの人、次は道端にいる人、次はバス停の近くにいる人、次はバス停にいる人、次はバスの運転手、次はバスの乗客。
「I want to go to the zoo.」
この言葉を連呼してたら、何とか動物園には辿り着けました。
動物園に行く目的として、ニュージランドの国鳥であるキーウィを見に行こうと思っていました。
しかし、なぜかキーウィいませんでした。
「あー、僕は何しに行ったんだー。笑」
こんな感じで友達と会えない日々を何とか過ごしていました。
まさかの友達と会えない事態になりましたが、唯一予定していたことがありました。
それは、映画ホビットのロケ地ツアーに参加することです。
このツアーは友達に予約してもらい一緒に参加することにしていました。
朝6時半に宿にツアーのバスが来るので宿に集合という約束でした。
ツアーの当日。
集合時間の6時半になってバスは来たけど、友達は来ていませんでした。
必死に電話してもなかなか出ませんでした。
ガイドが「もう一人はどうしたんだ?」と何回も聞いてきました。
まさかの事態にパニクっている僕は、「ちょっと待って。」と日本語で叫び続けていました。
友達に鬼電しまくるとやっと出てくれました。
そしたら、、、
「ごめん。もう間に合わない。1人で行ける??」
「もし無理ならツアー代金はいいし行かなくてもいいよ」
僕は固まりました。
そんな状況は一切想定していませんでした。
我に返った僕は、一番楽しみにしていたことだし、"行かない"という選択肢は自分の中になかったのでツアーに参加することにしました。
友達に全て任せていたので日程もわからないし、周りは外人ばっかりだし、ガイドは英語だし、、、ワクワクなど一切なく不安でたまりませんでした。
ガイドの説明はわかっているフリをして、はぐれないように必死に付いて行きました。
でも、いざロケ地に着くとホビットの映画の世界に入ったようでとても興奮しました。
無事ツアーを終え、その日の夜は友達と居酒屋で飲むことにしました。
来れなかった事情を聞くと「寝たら寝坊する」と思って徹夜していたら「便座に座ったまま寝てしまっていた」ということでした。笑
憧れの映画の世界に入れたツアーに参加できたし、来れなかった理由も面白かったのでとても印象に残る1日でした。
僕の初一人旅はこんな感じでした。
僕はこの一人旅を終えた後「もうどこにでも一人で行けるな」と思いました。
友達が案内してくれると思っていたニュージランドの旅。
しかし、学校とバイトでほとんど会えず、自分はひとりぼっちでした。
仕方ないので、自分でやってみると意外と出来ました。
これがもう”なんでもできる”という自信になり、この半年後に約1ヶ月半の弾丸世界一周の旅に出ました。
今振り返ってみると、このニュージランドの旅は自分に自信を付けさせてくれた旅でした。予想外のことは次々と起こるけど、なんだかんだで乗り越えられる。
失敗してもいいからとりあえずやってみること、そうすると少しづつ進んでいって最終的にはたどり着くことができることを学びました。
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