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まずは、わたしがわくわくすること

前回に引き続き、6月1日に再オープンする私のショップ「プンペルニケル」の商品をご紹介していきたいと思います。


今日は、去年もとても人気だったあのデザインをお部屋に飾れるアートポスターに変身させました、というお話をしたいと思います。


そのデザインがこれ。


しろねこがいっぱい。思い思いのポーズでまったりしています。


このデザインは、ご存じの方もいると思いますが、ブックカバーとして売り出しました。3色ありましたね。


そうしたら、「ブックカバーとして使っていたら汚れてしまうのでは、と怖くて、フレームに入れて飾っています」というご感想を多くお寄せいただきました。そうか、ブックカバーって確かに、早めに劣化していってしまうものな。そこまで考えが至りませんでした。


フリーハンドスタイルの線が特徴。何度も何度も描き直しました。


だったら、湿度に耐えられる、発色のいい高級紙に印刷して出品しよう、と思いました。そのほうが、アートポスターとしては長持ちするし見栄えもいいです。去年のブックカバー用の紙は、本に沿うように薄めの紙を使っていましたから。


グリーン。ピンクに比べて落ち着いたイメージがあります。


前回お話ししたポストカードしかり、カラーにこだわりまくりました。こだわりすぎて、インクを販売前に使い切ってしまうくらいテストを繰り返しました。元が取れない!とわめいていましたが、満足な仕上がりになったのでいいです。実際、どの色もすごく人気で皆さんに気に入ってもらえたと思います。


この作品は、黒い線にすごく熱を入れました。パソコンで書くと、どうしても「なんとなーく他人っぽい線」になっちゃうんですね。わかりますか。こう、冷たい、とまではいかないけれど、あまり親近感の湧かない線になります。それは、ソフトが有能すぎて、こちらの線を自然と修正してくれるからです。無修正モードにしても、多少は修正が入ると思います。


でも、線はフリーハンドのちょっと震えてるような、アマチュアで不器用な感じにしたかったので、線だけ油性ペンで透明のアクリル板に書いて、それをスキャンし、少し修正してイラストの上にのせた感じです。これって、言われないと全然わからないことですね。こういう話を前回もすればよかったです。そういうプロセスがあって、なんとなく「へたくそ、でも生きた」フリーハンドな線がのせられたというわけです。


イエローは特に、紙質にすごく影響されます。いい紙使ってますよ!


これをブックカバーとして使ってくれてる方、本当にありがとうございます。今年はそういうヒントもあって、ブックカバーとしてではなく、アートポスターとして壁に飾ってもらうために出品してみようと思います。


このしろねこたちは、近所の猫ではなく、図書館の猫図鑑を借りてきて模写したものです。猫図鑑は世界中から集められたいろいろな種類のねこが載っているのですが、それをすべて白で描くというおもしろいことができてわくわくしました。


そうですね、これを描いているときは本当にわくわくしました。プンペルニケルのコンセプトが「アートってわくわくします。」なんですけど、やはり作っている側もわくわくしないといけないなあ、それが一番だなあ、と思わされる一枚になりました。


ところで、コメント欄やDMでリニューアルオープンに向けてたくさん応援の言葉をいただいています。ありがとうございます!なんか毎日、宣伝みたいになってしまって申し訳ないのですが、私的にはとても楽しく盛り上がっているので、書かせてもらっています。


今日もここまで読んでくれてありがとうございます。また次の記事で、商品を紹介できたらいいなと思います。



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