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色がつく瞬間、音が聴こえる瞬間-映画「マチネの終わりに」を観て。

2019年11月1日。 新宿にて、映画「マチネの終わりに」を観た。 溢れる、温かな気持ちが抑えられなくて、今携帯で文字を打っています。 「マチネの終わりに」は平野啓一郎さんの小説。ジャーナリストである小峰洋子と、天才と呼ばれたギタリスト蒔野聡史の愛の物語・・・とまとめるには壮大過ぎるが、まあ、そうです。 小説を読む時、登場人物のイメージ、風景や音を自分の中で想像して読む、という人は多いと思う。 私の中にも、私しか知らない様々な小説の登場人物が生きている。 「マチネの

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