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全部読まない【読書法】で問題解決する4ステップ

こんな方におすすめ!
✅効率よく読書したい
✅読書したいけど集中力が続かない
✅読書しているけどいまいち身につかない

 今回は理系読書から、読書法を紹介します。
 読書が続かなかったり、読書がつまらないと感じている人は、読書の概念を間違えて認識しているのかもしれません。
 しかし、これから紹介する方法は、読書による最終目標の概念を変えることで、読書が愉しいと思えるようになります。

マインドチェンジ 【読む→実験】

 まずは、読書の目的を読むことから、身につけることへ最終目標を変えます。そのため読書は、問題解決や自分のスキルを高めるために使います。ズバリ、全て読むのではなく、必要なところだけ読めば良いのです。読書が続かない人は、1冊読もうとして疲れてしまいます。ならば、そもそもの読む量を減らせば良いのです。そして、大事なところから読むことで、必要な部分に集中力が使え、吸収力が高くなります。そこで、読書を読むことから、問題解決(実験)への楽しさへと変える4つのステップをこれから紹介します。

Point💡
✅読む量を減らす
✅とにかく使う!


実験する読書4ステップ

①目的の確認【なぜその本を手に取ったのか?】

 本を読むためには準備が非常に大切です。全て読むのではなく、必要な部分を読む。そのために、タイトルや目次から、今の自分に必要な部分を見極めていきます。実際に下の3つの質問を考えてみてください。

・なぜその本を手に取ったのか?
・タイトルや目次から考えられることは何か?
・自分の問題解決する部分はどこか?

 以上の3点を考えながら、読む場所を探しましょう。読む場所がはっきりすれば吸収力は上がります。ぜひ、読まない部分を捨てる勇気を持ち、あくまで身につけるための読書にしましょう。

 おすすめの方法は、紙に問題を書き出ことです。(この時、空欄は残しておいて下さい。)この紙を本に挟みながら読むことで、問題意識を持ちながら読書ができ、その問題に必要な情報や解決方法に目がいきやすくなります。

Point💡
✅問題設定「今の自分に必要なものは何か?」
✅目次をよく読む


②読書【問題・仮説の根拠探し】

 2つ目のステップでは、目的の確認で抽出した部分を読みます。
 実際に読んでみて、自分が目次から想像したことが書いてあるのか、または、全然違うことが書いてあるのか。そして、全然違うことが書いてあれば、新たな視点を手に入れるチャンスです。ぜひ、自分で設定した問題や仮説を意識しながら、答えになりそうな情報や面白い情報を探し、実際にどう使うかまで考えながら読みましょう。
 また、実際に読むスピードを上げるには単語力を上げるのが一番です。速読法でよくイメージする、目の速さだけでは理解スピードは上がりません。しかし、書いてある単語の意味が理解できるだけで理解スピードは上がります。そのため、わからない単語は都度調べて、自分の単語帳などを作っておくのもいいと思います。それが次の読書のスピードを上げることにもつながります。

Point💡
✅解決策の抽出
✅単語力


③実験【小さく早く試す】

 3つ目のステップでは、読書をして実際に身につけるための実験をします。
 読書より得た「本の情報」と、すでにもっている「自分の知識」から実験するための仮説を立てて実践し、記録して下さい。読書は読んで終わりでなく、実践しなければもったいないです。“できる“の先にまた新たな知識の融合があります。なので、“できる”のために“小さく早く“試していきましょう。

Point💡
✅「本の情報」×「自分の知識」
✅やる=理解


④フィードバック【自分の武器をつくる】

 最後のステップは、実験内容を評価し、改善し、自分の武器に変えます。
 実際に実行しなければ、結果がないので改善できません。とにかく実行することが大事です。まずは質より量を目指します。なぜなら、本の内容が必ず自分に合うとは限らないからです。また、一冊で自分の武器ができるとも限りません。なので、改善し続けるための情報収集(実験結果も含む)は続けることが大切です。

Point💡
✅とにかく使う!
✅小さな変化をたくさん起こす


まとめ

 今回は、「理系読書」について紹介しました。
 読書は一冊全て読むものという概念を変えることが一番大きいです。今回の読書法では、効率のアップ集中力の持続理解力のアップができます。ぜひ、目次から仮説を立てて、読書に取り組んでみて下さい。実際に読んでみて、自分の仮説が良い意味で裏切られる時もあると思います。そんな時、今までの当たり前が壊壊され、読書が面白いと思えるかもしれません。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



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