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レギュレーターは年に一度はメンテナンスを!

7月は体験ダイビング開催率が高かった長崎市南部のダイビングショップVERRYSです。

ここ数日レギュレーターメンテナンス申し込みがありました。

正確にはこちらから声かけしてようやくメンテナンス申し込みしてくれたって内容なんですけどね(^_^;)

安全意識高く定期的に潜るダイバーは年1のメンテナンスを欠かさず行ってくれるのですがそれ以外のダイバーはレギュレーターメンテナンスを軽く見てる傾向が高いです。

1人はメンテナンス期限切れとホース交換時期もとっくに過ぎてるのを知っていながらメンテナンスをスルー。メンテナンスの重要性を知りつつやってるのでタチが悪いです(笑)

1人は新人ダイバーさんで他店で講習と器材購入はしてた方ですが『メンテナンスってどこでいつするんですか?』と聞かれました。購入した(講習した)お店が何も教えなかったみたい。これはお店が悪いですね。

メンテナンスは年一度か100本潜った時

目安としては年1か100本毎にです。どちらか早い方でメンテナンスした方が良いです。

金属製の部品は海水に浸かっているので綺麗に洗浄してるつもりでも海水は残ってます。それがいずれ錆を引き起こし適切な作動をしなくなる。

要所の部品はゴム製品が多くこちらも何もしなくても劣化していきます。

ホースは見た目では分からずある日突然シリンダー内の高圧空気に耐えきれずホースが爆発する事があります。以前官公庁のメンテナンスを請け負っているぐらい信頼のある業者に出したレギュレーターが戻ってきた直後に使用すると圧力に耐えきれずに爆発しました^^;

ホース交換は3〜5年毎

信頼ある業者でも見抜けないホースの内部劣化、ホース爆発からホースの種類によって3〜5年単位で交換をオススメしてます。これはお店によって考え方(安全意識)が違うので通ってるお店のスタッフに聞いてみましょう。

保管環境が悪かったレギュレーター

以前メンテナンスから1年以上経過した方のご依頼がありお受けしました。前回から1年ちょい経過してるぐらいだから大丈夫と思いますか?その方は保管環境が悪かったようで開けてびっくり玉手箱状態でした(笑)

カビが、、、更にひっくり返すと

おぅ_:(´ཀ`」 ∠):

このパーツ外から見たら分からない場所です。当然開けないと見れない内部のパーツも似たような状況でした。

この方はメンテナンスの重要性を理解しててパーツ交換を念頭に置いてたみたいですがこんなカビだらけとは予想外だったみたいです。

数年保管してメンテナンスせずに使用を考えてる方、カビを吸い込んでる可能性ありますよ。

自分だけではなくバディも守るメンテナンス

たまに問い合わせで聞かれます。

『3年ぐらいメンテナンスしてないけど大丈夫ですかね?』余計な費用かけたくないという気持ち判りますが危ないです。

ダイビングは1人で行えません。必ずバディかガイドが必要です。場合によっては複数人と一緒に潜る事もあります。自分だけがトラブル起こすだけでなくそのトラブルによって一緒に潜ってるダイバーにもトラブルが飛び火する可能性があります。

レギュレーターメンテナンスは自分だけでなく一緒に潜るダイバーも守る為に必要な事だと理解し最低限年一回はメンテナンスしましょうね。

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