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今日からできる、ダブルマスクのすすめ

はじめに

ここ数日海外で伝えられたコロナ情報をまとめてみます。アメリカもトランプ時代が終わり、科学的根拠に基づく対策を重んじるバイデン政権がスタート。ホワイトハウスの公式アカウントで「マスクを着用してください」と呼び掛けるファウチ博士。この変化に驚きの声が多数寄せられています。

アメリカ・ダブルマスクのすすめ(追記あり)

ダブルマスク、アメリカ大統領就任式をみていて気付いたことです。シークレットサービスや参列者がマスクを二重にして着用しているのです。

布マスク効果 10%以下

サージカルマスク効果 60~70%

布+サージカルマスク効果 90%

N95マスク効果 95%

ニューヨーク・タイムズも公共交通機関利用時など、周囲に不特定多数の人が集まるところではダブルマスクを勧めています。これなら、私たちでもすぐ真似できそうです。実は私も乗り物に乗らざるを得ない時にはダブルマスクをすでに実践しています。

アメリカ国内の専門家の中ではパンデミック当初からN95マスクを一般使用に供するべきだと主張されてきたという記事もでてきました。マスクが政争の具にされていたときには発言が憚られるところだったのでしょうか?

【追記】変異株の特性を鑑みて、堰を切ったかのように本格的にアメリカも高機能マスクを奨励しています。CNN、CBS、ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポストもN95マスクやダブルマスクを勧めています。N95マスクの世界争奪戦が激化することが予想されます。日本の医療従事者の方々に必要な数を政府は確保しているのでしょうか。

ドイツ・メルケル首相のマスク政策

ドイツのメルケル首相は公共交通機関や買い物等店内では布マスクの着用を不可としました。政治家の中でいち早くFFP2(N95)マスクを着用したのもメルケル首相だとの証言も見受けられます。布マスクはオシャレ先行で実用性に欠けると誰よりも早く実践してみせたわけです。

布マスクを1世帯2枚ずつ配った島国がそういえばありましたね…。

参考・世界の研究~イギリス変異株、南ア変異株

コロナの猛威は止むところを知りません。緊張感をもって以下のニュースを覚えておきたいと思います。

まず、バイデン政権になって早々にファウチ博士は「イギリス変異株は従来型より2倍感染スピードが早い」と警鐘をならしています。

さらにイギリス ボリスジョンソン首相は「イギリス変異株は感染しやすいだけでなく、1.3倍致死率が高く致命的なものである。」との研究結果を発表しました。唯一の救いはワクチンはまだ効きそうだということ。

怖いことに南ア変異株については、感染しやすく、重症化しやすく、抗体への耐性が強くてワクチンの効果が危ぶまれているという研究結果があちこちで見受けられます。

世界各国では日進月歩で研究が進んでいるようなので、またどんどん新しいことが解明されていくでしょう。









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