漫才「制服」
M-1準決見てきました………熱かった……その熱をもらってネタ書いたのに、内輪ネタありJKブランドに頼りまくりのしゃべくり漫才になっちゃった……
_______________________________________
どーもー○○ですお願いしますー
ボ「あのー、この間自分の制服のスカートにチェック模様を描いてたときの話なんですけどね、」
ツ「待て待て!何してんの!」
ボ「えーそこ引っかかる?笑………(真顔に戻って)それでね、そのときに、マジックペンで描こうとしたんですけどインク切れで、仕方なく油絵の具を使うことにして…」
ツ「…おい!おい!止まれこのアーティスティック反抗期が!」
ボ「反抗期じゃないよ〜従順期従順期!」
ツ「従順期って何だよ!知らん"期"やめて!にしても何で無地の可愛らしい制服にチェックなんて描いちゃうの〜?」
ボ「え、本当に可愛いって思ってる?」
ツ「いや……それは……」
ボ「だよね?!ほんっとに地味なんですようちの制服!!」
ツ「まぁ、まぁね、、自虐的に喪服って言われてるもんね」
ボ「喪服着て学校行ったって、毎日葬式くらいしかやることないじゃんか」
ツ「そんなことないわ!何の葬式よ」
ボ「毎日死んでいく、戻ることのない、青春の日々………」
ツ「うわ!そりゃ確かに葬式だな!」
ボ「でしょ。なのに他校の女子なんかみんなキラキラしてるじゃん。あれなんでだと思う?」
ツ「なんでなんで?」
ボ「あれね、スカートにチェック描いてあるからなんですよ。」
ツ「大発見じゃん!」
ボ「だから、自ら無地のスカートにチェックを描くことにしたのよ」
ツ「なるほど」
ボ「まず、真っすぐ長い線を引くための定規が必要だったから、数学の齋藤先生にでっかい定規借りに行って、」
ツ「あの黒板に貼る三角のやつね」
ボ「貸してくださいって言ったら、いいけど何に使うんですかって言われたから、とりあえず"急に角ばったマイメロディを描きたくなったのでー"って言っといたんだよ。」
ツ「棒読みでトリッキーな嘘つくな!」
ボ「そしたら、そうですかーっ言われて、」
ツ「なんで先生も納得しちゃうんだよ」
ボ「こうして無事に定規をゲットしたわけ。次は線をかくものがほしかったんだけど、マジックペンがインク切れだったから油絵の具にしたのね。」
ツ「中間の画材知らないのか!」
ボ「それで家帰って早速描き始めたんだよ。」
ツ「先生の定規持って帰んな!かさばるし!電車で迷惑だし!」
ボ「大きめの模様がいいから縦20マスにして、こう、太い行と細い行を交互に並べて。」
ツ「いいじゃないですかオシャレで」
ボ「太いのと細いの10セット描いたら、アクセントでドーンと空白の列を入れたんだよね。それからまた10セットかいて………」
ツ「ちょっと待って……それさ、400字詰め原稿用紙になってない?」
ボ「いやチェックだから」
ツ「チェックにアクセントの空白ないんだわ!原稿用紙にしか存在しないアクセントだから!」
ボ「あぁ、魚尾のことね」
ツ「何で知ってんだよ!原稿用紙大好きか!あとよく見たら太い行と細い行が本文とフリガナみたいになってんな!」
ボ「あー笑 推敲するときに書きこむとこね笑」
ツ「完全に原稿用紙じゃん……ダサ…」
ボ「いいんだよ。チェックの定義って寛大だから。多分。」
ツ「どっからその自信くるのよ」
ボ「何はともあれ!ついに私はチェックのスカートを手に入れたので!やっとキラキラ女子になれるんですよ!」
ツ「何はともあれなのね…でもいざそのスカート履いて何すんの?」
ボ「やっぱりね、ここは囲碁しかないわけで。」
ツ「…囲碁?」
ボ「スカートのマス目で囲碁するしかないじゃん!」
ツ「膝の上で囲碁すんな!」
ボ「いいよ〜膝囲碁!」
ツ「膝囲碁って何だよ!脚キツイわそんなの。」
ボ「確かに脚はキツイね…そしたらその間スカート脱いで囲碁するしかないか…」
ツ「囲碁盤の方を用意すればいいんだよ!スカート脱いじゃダメ!」
ボ「あっ、大丈夫だよ。その間は原稿用紙履いとくから」
ツ「紙を履くな!!!そんなもんキラキラ女子じゃなくてギリギリ女子だわ!!!」
ボ「ギリギリ女子…」
ツ「あと、よく考えたらキラキラ女子は囲碁しないから!!!大人しく無地スカートでタピオカ飲んどけ!!」
ボ「なんでよ…自分にとって何がキラキラしてるかは人それぞれでしょ!常識にとらわれないで自分だけの高校生活楽しみましょうよ!!ねぇ!!」
ツ「いや結局いいこと言うんかい、もういいよ」
ありがとうございましたー
お笑い軍資金にさせていただきます。