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2年目のnoteと11年目のTwitter

現代では老若男女多くの人が利用するインターネット。
私はこのインターネットが一般に普及する25年前、東京大学の研究室にお邪魔をし、その存在を知りました。

東京大学の研究室で見たのは、おそらくNetscape Navigatorというブラウザだったかと思われます。

研究者の一人がモニター前に座り、検索バーを指さし「ここに知りたいことの単語を入れると、それに関する情報が出てきます」と説明をしたのですが、私はそれがどんなことなのかすら理解できず、悶々とした気持ちで帰宅したものでした。

その後、仕事でホームページ作成に携わったことをきっかけに、個人でもブログを開設し、東日本大震災をきっかけにTwitterを始め、昨年からは仕事をきっかけにnoteも利用させていただいています。

そんな中、「noteとTwitterでつくる新しい企業コミュニケーション」というZOOMイベントが開催されることを知り、昨日参加させていただきました。

「noteとTwitterでつくる新しい企業コミュニケーション」

デジタルシフトが進む顧客とのコミュニケーションを、どのようにはじめ、つづけていくべきか、まだまだ悩まれている企業も少なくない。

そこで、このイベントでは、noteやTwitterのような広い意味でのSNSを、企業はどのように組み合わせて活用していくべきなのかを議論。

いわゆる各サービスにおけるインフルエンサー的な個人と異なり、企業のSNS活用の目的はフォロワー数を増やすことではなく、自らの事業やブランディングに活かすこと。

そのためには、SNSを目的に応じて組み合わせて利用していくことが必須な時代。 特に、多くのクリエイターがnoteを活用される場合はTwitterを組み合わせるのが必須というぐらい相性が抜群。

▶登壇者

森田謙太郎さん/Twitter Japan株式会社
Head of Marketing, Twitter Business Japan
ソフトバンククリエイティブと宝島社で雑誌広告の営業を経験後、アイレップでリスティング広告のコンサルティングに従事。その後、ウォルト・ディズニー・ジャパンにてモバイル・ゲームコンテンツのマーケティングを担当。2015年より現職。全国各地のイベント登壇や番組への出演を通じてTwitterのビジネス活用に関する認知推進活動を行う。Twitter:https://twitter.com/motaro

廣瀬藍里さん/note株式会社 メディアチーム
note:https://note.com/exairi75/▽モデレーター

徳力 基彦さん/noteプロデューサー
note:https://note.com/tokuriki

当日は、700名もの参加者となった「noteとTwitterでつくる新しい企業コミュニケーション」。

この数字だけでも多くの人がSNS広報の重要性を感じているのかがわかりますね。

残念ながらアーカイブは非公開とのことでしたので、当日参加できなかった方々にもお伝えしたいと思い、登壇者の方々のお話の中でポイントと思われることを書き留めました。

・noteの月間アクティブユーザーが6300万人
・noteはストーリーや思いを伝える。書くことが大事。ハードルは低くてもよい
・noteを長続きさせるこつ→ターゲットを具体的に決めることが大事
・プロフィール欄に何をどんな頻度で書くのかを記しておく
・Twitterと連携させておく
・感想を書いてくれた人とコミュニケーションをとる
・タグは2-3個でよい(多くてもあまり意味がない)
・Twitterはインプレッション(広告が表示された回数)を増やすことを基準に
・インプレッションの枝葉の中にフォロワー数増やす、開封増やす等がある
・ツイートは具体性が大事
・自社の魅力を出し続ける
・第三者に質問してみるのもよい
・上岡龍太郎さんの話。TV番組でウケるのは2パターン、「素人が芸を見せるか、スターが私生活を見せるのか」
・「無名企業のすごい商品」「有名企業の裏側」tweetも同じ
・知られざるもの、とがっているところをとがってみせる
・TV番組「リアルスコープ」などの出し方が良い例
・SNS広報は従来とは違う。今は裏側を見せるのが大事。出しちゃった方がエンタメになる。
・「そこまでこだわってるのか?」と思わせる内容など
・バズるだけではフォロワー数獲得にはつながらない
・フォロワー数獲得には「フォローしてね」とダイレクトに書くのが一番。言わないと伝わらない
・次の投稿がみたいと思わせる
・フィードバックは大事
・投げっぱなしはダメ
・Twitterのリンク先つきツイートは表示回数が減る
・「いいね」「リツイート」「返信あり」などの人気ツイートは上にあがる
・Twitterはタグのつけ方→基本はつけない(余計なリンクはないほうがいい)
・noteの記事は一度のみならず複数回異なる切り口でアピールする
・読者がどこにささるかわからないので複数投稿

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以上、本当にたくさんのお話があった中、私は、「具体性」や「フォローしてね」、上岡龍太郎さんのお話が特に印象に残りました。

ちなみに、私個人のTwitterは、開設して11年になりますが、フォロワー数は現在3000人を超えています。

フォロワー数が多いのは、東日本大震災時、「どこで給水できるか?」「どこでお風呂に入れるか?」「現在の放射線量は?」「どこに避難可能か?」など、生死にかかわる情報を欲していたので、互いにつながっていったことがベースとなっています。

25年前は何が何だかわからなかったインターネットですが、いまやなくてはならない必需品。

これからもTwitterやnoteと上手に連携し、多くの人に役立つ情報を発信共有していきたいと思っています。


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