洋館巡りレポ #44『日本基督教団大阪教会』
大阪肥後橋にひっそりと建つ日本基督教団大阪教会。
日本最古級のプロテスタント教会。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により、1922年(大正11年)に竣工したロマネスク様式の教会堂。
フランドル積み煉瓦外壁に、アーチ型の白い窓、正面の丸窓(バラ窓)、そして門柱のデザインが美しく、背後には鐘楼が聳えます。
1995年の阪神・淡路大震災で半壊したものの、復元・耐震補強工事により復興。
1996年に国の登録有形文化財に登録され、また、生きた建築ミュージアム・大阪セレクションにも選定。
2022年には大阪府指定有形文化財に指定されました。
ちなみに、こちらにはパイプオルガンがあり、コンサートも開催されているようで、毎週木曜の正午礼拝や日曜の聖日礼拝は誰でも参加可能で、礼拝後に教会内を見学できるようです。
いずれにしましても、こうした美しい建築物は、ひとつでも多く次世代に遺したいものですね。
そのためにもレトロ建築物に光を当て、話題にしていきたいと思っています^^
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