見出し画像

笑顔こそ家族の絆


1.一人の感情が家族全員に感染する


家族って不思議ですね。
だれか一人の感情が揺れると、その揺れは知らぬ間に家族全員に感染します。
お父さんの不機嫌はお母さんに感染し、お母さんの不機嫌は子どもたちを不安にします。
そんな小さな不安が積み重なっていくと、子どもたちは、ちょっとしたことでヒステリックになったり暴力的になったり、あるいは学校へ行き渋ってみたりして、親を困らせます。
困った親はますます不機嫌になり、怒りとともに、義務や責任といった正論を振りかざして、高圧的に子どもを指導しようとします。
どこのご家庭でもよくある光景です。
しかし、子どもが中学生にもなると、みなさんご承知のとおり、こういう指導はあまり効果がないばかりか、かえって反発を強くしてしまいます。
親が強硬に出れば出るほど悪循環となって、ますます状況を悪化させてしまいます。

2.悪循環を断ち切ろう


さて、それでは、その悪循環を断つにはどうすればいいでしょう。
それはそんなに難しいことではありません。勇気を出して、無理にでも笑顔になってみることです。
子どもとの会話は、義務と責任についてのお説教ではなく、今日一日の楽しかった話を笑顔で語って聞かせましょう。
子どもが失敗したことやできなかったことではなく、頑張ったこと楽しんでいることを話題にしてみましょう。きっとお家の雰囲気が変わるはずです。
お父さんお母さんの笑顔ほど子どもたちを安心させるものはないのですから。

3.子どもとの向き合い方


思春期になると子どもたちはよく不機嫌になります。
理想の自分と現実の自分に隔たりがあって、自分がイヤになったときや、親の期待にそえなくて、辛くやるせなくなったときなど、幼児のように泣くかわりに、ふてくされたり粗暴になったりするのです。
そんなときは、お説教の代わりに、あなたがいてくれるだけで親はどんなに幸せかを伝えましょう。
スポーツができなくても、勉強が苦手でも、そんなことは関係なく、今のままのあなたがどんなに大切かを伝えてください。
子どもたちはきっと、満ち足りた気持ちになって、自分の課題に向き合うことができるようになるでしょう。義務と責任の話はこの後でいいんじゃないでしょうか。

4.まとめ


とはいえ、誰にだって、辛いことや泣きたいことがあって、どうしても笑顔になれない日があるのも事実です。そんな時は遠慮なくカウンセラーを活用してください。
カウンセラーは、心に刺さったとげを見つけ、その傷を癒し笑顔を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

【2024年4月OPEN】公認心理師在籍
オンラインカウンセリングサロンverde(ヴェルデ)

verde(ヴェルデ)とは、スペイン語で「緑」のことです。
緑豊かな自然の中で深呼吸するように、リラックスできるカウンセリングサロンを目指しています。    
詳細はこちら▶https://coubic.com/verdecounseling



この記事が参加している募集

#新生活をたのしく

46,991件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?