見出し画像

【嗚呼、人生 vol.114】キャンプに行ってきた⑤〜ゲーム編 Scattergories〜

必要なのは1から12まで書かれた人数分の紙と鉛筆とアルファベットが書かれた特別な形をしたサイコロだけ。
ゲームのセットにはLIST1から4まで書かれた紙が6枚入っています。それぞれのLISTには1から12までの数字が書かれていて、その数字の隣に"famous female"や"name of a boy"や"the name of the product"などのランダムな言葉が書かれています。

まずサイコロを振って出てきたアルファベットから始まる1から12に該当する単語を探して書いていくのです。制限時間は3分ですが、3分以内に全ての項目を書けた人がいたらその人がその場で時間を止めることもできます。

時間になったら、1から12までに書いたものを一人ずつ発表していきます。誰かと同じものを書いてしまっていた場合は得点は0。自分一人しかその回答を書いていなければ1点もらうことができますが、ユニークすぎる回答を書いてしまった場合、その回答は多数決によって有りか無しかが決められます。

こうしてアルファベットを変えたりLISTを変えたりしながら何ラウンドかやってみて、一番得点が高かった人が勝ちです。

これは2人以上なら何人でも遊べるゲームです。でも人数が多くなれば多くなるほど難易度が高まると思います。だから6人くらいがベストかもしれません。このゲームは英語だからこそ楽しめるゲームなのかもしれないと思いました。なぜなら英語は文字が26しかないからです。日本語だと音だけで50以上はあるのでまずサイコロを作るのが相当難しくなるし、答えられる単語の範囲も狭まるのではないでしょうか。また、同じ文化的背景を持つ人たちでやった方が得点をしやすいのではないかとも思いました。なぜならユニークな回答をした場合、多数決で有りか無しかが決まるからです。私以外全員オーストラリアの文化に慣れ親しんだ人たちとともにやったので、少し不利に感じました。というのも会社の名前や製品名や人名などは日本のものの方が知っていたからです。でもまあいい経験になりました。

もう一つこのゲームをしていて面白いと感じたことは、誰かが回答したものを他の誰も知らなかった場合、Siriにそれが何かを聞いていたことです。Siriがなかったらひたすら議論しあって多数決をしていたんだろうけれど、人間の知恵より人工知能に頼っているところが現代社会という感じだなと思いました。いつか人間と人工知能が一緒に遊べるゲームでも出てくるんでしょうか。その暁には人間は絶対勝てないんだろうなとも思ってしまいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?