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【嗚呼、人生 vol.88】大きなストレスをかけられている、意外なとき

同居している人の様子が普段と違うとき、あなたならどうしますか?
同居している人と自分の関係性にもよると思います。

私は今オーストラリアでホームステイをしています。私のホストマザーはいつも笑顔で朗らかなイメージのある人だったのですが、その日の彼女に笑顔はあまり見られず、どちらかというと不機嫌のように見えました。さらに夕食の後はリビングにいることが多いのにその日は自室にこもって出てきませんでした。

「何かあったの?」と聞くことが一番早いのでしょうが、自室にこもって出てこないということはあまり話したくないんだろうなとも思いました。私は、自分が何かしたかしらと考えたり、他の家族のメンバーと何かあったのかしらなどと思案していました。

夜寝る前にパートナーと電話してるときに相談したところ、私にとっては新しい考え方を共有されました。それは、「誰かが不機嫌であることに対して、多少想像を巡らせるのはいいが、し過ぎてはいけない」ということ。そして、「自分自身が大きなストレスをかけられている」というものです。

誰かが不機嫌である理由に対して想像力を働かせるのはある程度はいいことかもしれませんが、その想像は自分の中でしか膨らむことがなく、解決にはつながりません。むしろ、そのようなことを想像することで、自分自身は大きなストレスにさらされているのだから、自分自身を守ることにもっと注力したほうがいいということです。

この考え方はとても重要だと思いました。他人を思いやることは大切なことですが、それで自分の精神をすり減らしたり、自分をないがしろにしてしまっては共倒れしてしまいます。なので、気にしないように心がけたり、相手が自分から話してくれるのを待ったりすることが時には大切だなと思いました。

同時に、何かあるとすぐに顔や行動に出てしまう私ですが、そうなることによって周りの人に大きなストレスをかけてしまっているということも忘れないでいたいなと思いました。

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