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【いろいろな日本語 vol.14】英語話者にとってカタカナ語は難しい
私は現在、オーストラリアの公立高校で日本語の先生のアシスタントをしています。主に12年生の日本語の授業に参加することが多いのですが、彼らがよく頭を抱えているのが「カタカナ語」です。
意外ですよね。カタカナ語は海外から入ってきた言葉なので、むしろ彼らの方が親しみやすいのかと思っていました。
「オーストラリア」や「ダンボール」などの「ー(長音符)」が含まれる単語は特に難しいらしく、「オウストラリア」や「ダンボウル」などのように多くの生徒が誤って綴ってしまいます。
ダンボールは英語でcardboardなのでそもそもの音が違いますが、「オーストラリア」などは、発音するままカタカナで綴ればいいのにと思った私ですが、英語と日本語の音は必ずしも一致しているわけではないんですよね。
だから、女の子という単語の「ガール」も、カタカナのまま発音しても全く伝わりません。
英語学習をしたときにスペリングが大事だと言われたように、日本語学習の際も正確な綴りで書くことは重要なので、頑張って覚えてもらうように努力したいと思います。
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