腐った牛乳とグラノーラ

腐敗してしまった牛乳でみなさんはグラノーラを食べたことがあるだろうか。普通はないだろう。

これは大学生時代、一人暮らしをしていたときの話。お腹が空いてフルーツグラノーラを食べようとしたのだが冷蔵庫にあった牛乳が少しばかしか賞味期限が過ぎており、それでも私は「まぁ数日しか過ぎてないしいけるでしょ」という軽いノリでフルーツグラノーラが入った皿になみなみと注いだ。

私は少々賞味期限が過ぎていても味見していけそうだったら普通に使う人間で、これまで何度か調理後にやっぱりやめとけばよかった〜!となることもあったが、それが40%ぐらいの確率であとの60%は普通に食べられたことが多い。お腹も壊したことはない。

そしてこの日もいつものようにと言ったらおかしいが、賞味期限が少し過ぎた牛乳を使用した。

そして一口食べてみた。



おかしい。

牛乳がどろっとしているのだ。そして味も、おかしい。
「これはやばいやつだ」と即座に分かり食べるのをやめた。

結構な量のグラノーラを器に持ったのでそれを全然食べないまま廃棄するのももったいない。私はザルを取り出してザルの中に全てを移し、腐った牛乳がついたグラノーラを丁寧に水で洗い流した。何をやっているんだという光景だ。グラノーラを洗っているなんて…。

本当我ながらバカだなあと思う。友人にこのことを話したら同じ反応だった。これを機に牛乳の賞味期限はしっかり守るようになった。

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