トイレに行きたいけど言えなかった小学生時代

小学1年生だか2年生の時、算数の授業中に猛烈にトイレに行きたくなった。
しかしながらその時私は先生に言うことができずに、というか授業中に「トイレに行きたいです!」という選択肢がその時はまだ考えることができず、ピークに達してしまった挙句その場で泣き出してしまった。

当然先生は驚いた様子で心配をしてきて、そのまま私は一旦落ち着くために教室の外へ出された。

こっそりトイレに行き、限界に達していた用をたすことに成功した私は清々しい顔で先生の元へ戻ってきた。教室内に戻ると授業の内容も進んでいて、私がいない間に世界も普通に進むよな〜と思った。

先生は私がコロッとしているので「◯◯さん、算数が分からなくて泣いてたの?」と聞かれ、まさかトイレを我慢し過ぎて泣いてしまったなんてこと言えなくて「うん!」と元気よく答え、真相は闇の中へほうむった。

小学生の時はなにかとトイレ事情にみんな敏感で、大をしに行って残り香でバレた際にはみんなに「◯◯がうんこした!」などと大声で言われるので、かなり気を配らせていた。こういうことがあるので、大がしたくなったら教室から一番遠い、三階にある誰も来ないようなトイレに行っていた。

小学生の時はそれでことなきを得ていたのだが、中学生になるとトイレの数が生徒人数より圧倒的に少なくなり、授業と授業の間の休み時間には必ず列ができてしまっていた。これじゃゆっくりとできやしないと思いながら軽くストレスを抱えていた。

そんな環境に我慢しながら3年間を過ごし、高校生になるとトイレの数は満足する程度になり、比較的遠い場所にもあるのでそちらにも足を運んでいた。

とまあ本当にトイレの事情は学生の人ならわかるかもしれないけど特に女子ならかなり繊細にならなければいけない問題で、学校を建てる際はもっとトイレの数を増やしてほしいと思う。さまざまな事情があると思うので実現は難しいと思うが…

あと、トイレは我慢せずに行っていいものだと小学校低学年で教えて欲しい。でないと我慢する子はたくさん出ると思うからだ。


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