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見えない体の中のこと①

昨年結婚し、今年になって妊活なるものを始めて、今、これまでで一番自分の体とか健康に向き合っているかもしれない。
これまでも別に無頓着だったわけではなく、それなりに気を遣って生きてきたけれど、そのレベルが上がった気がする。

私と体のこれまでを振り返ってみたのでまとめておこうと思う。

だいたい健康優良児

子供の頃から基本的に体調不良なく、お腹が痛くなることもなく、風邪もあまりひかず(数年に一度熱が出るかどうか)、大きな病気もせず、学校は皆勤賞レベルで休まず通っていた。
小学校高学年の時に、正露丸を飲んでもどうにも良くならない激しい腹痛に襲われ、休日診療の病院に駆け込んだら、虫垂炎で即手術&入院ということはあった。なので盲腸はない。
大人になってからも体調が悪い、ということはほとんどなく、数年に一度インフルエンザにかかるか年に一度くらい発熱するか、というくらい。

30歳の時、初めて人間ドック的なものに行って判明したこと

会社から費用補助が出るので、30歳になる年に初めて外部機関で人間ドック的なものを受けた。人生で初めてのバリウムを飲んで、ぐるぐる体を回される体験をしたり、マンモグラフィをしたり。
そこで判明したのが、右胸にしこりがあるので要再検査ですねということ。
乳腺科へ行き、精密検査を受けた。針生検検査もし、腫瘍は良性であることがわかり一安心。
最終的には、乳管内乳頭腫と診断され、今後はしこりの大きさに変化がないかどうか確認するために半年に一度くらいの頻度で乳腺科に行けば良いとのことだったので、それから定期的な通院は今も続けている。

生理との付き合い方

生理痛はほぼないか、とても軽い方だと思う。1,2日目にたまに腹痛。数年に一度くらい、ちょっと動けないくらいの怠さを感じることはある。
生理前の気分の落ち込み、みたいなものも、昔からあまり感じたことがない。
周期もほぼ安定しているので予測しやすい。

婦人科系の疾患

なので、ずっと婦人科とは無縁で、数年前に市の子宮頸がん検診を受け、その時に追加費用を払って超音波検査をした際に、子宮内膜症、卵巣チョコレート嚢胞、子宮筋腫(外側)があるとわかった際にはめちゃめちゃ驚いた。
私の場合、何も自覚症状がなかったから。
生理の際にひどい生理痛があるとかでもないし、この超音波検査をしていなければわからなかった。


子宮筋腫の恐ろしさはなんとなくわかっていた。母が30代の頃に子宮筋腫(内側)だったので手術して子宮の全摘出をしていた。手術前はすごく体調が悪そうだったのも覚えているし、子宮を摘出しなければならないってすごくおおごとだ。
私の場合は子宮の外側にあるということで、内側よりも深刻でないらしく、それはほっとした。

子宮内膜症は、生理を重ねるたびに進行するもので、症状も重くなっていくらしい。不妊症の原因の一つでもある。
生理がある限り症状が進行するってすごい怖くないか?なんか、ひどい。
進行を止めるには、まず第一には、子を望んでいる場合には妊娠して生理を止めること。そうでない場合には、薬物療法などがある。
私の場合は、半年後に結婚式の予定があったこともありそれまでは子供を作る気がなかったのでまずは薬物療法で生理を止めることにした。
約半年間、黄体ホルモン製剤である「ジェノゲスト錠」を服用した。
服用し始めた頃にいくらか不正出血はあったものの、毎月当たり前のようにあった生理が一切なくなって、それはそれは快適だった。
妊活を意識しはじめ、通っていた婦人科で相談し服用をやめた約1ヶ月後、通常の生理が戻ってきた。
煩わしさを思い出しはしたけれど、体の状態がニュートラルになった、妊娠するための体の準備はできた、と思ったら、これまでにないくらい生理が有難いものに思えて嬉しかった。

一旦今日はここまで。

#子宮内膜症 #子宮筋腫

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