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TOKYO2XXX

真っ白な壁に何も無い 
広告音がする
生まれた時の祝いとして音楽を300円課金する前に広告が流れる 
景気付けだといい
CDを親戚から送られてくるが
流す機械が無い 
が、ジャケットが綺麗なので窓際に飾った
結構な高級品で退院したら木釘か鉄釘があるとなあと駆けつけてきた親世代言った

この世代になると歌と言うとめでたく、
広告が雑音の様で生活音 スマートフォンと言うのは見た事は無い

空気が体動して移動する、電子チケットを配る
試供品の様に聞いている広告のアナウンサーが継続的に配る 昔の歌手かアナウンサーか芸能人がモデルで自然と聞こえるが実は機械音声だ

オリジナルの歌手と言うととんと聞かず
有機だ無機だと言う親世代の話には興味はあるのだが想像はするのだが具体的にはCDの絵にドキドキしてきた

住む家と言うのはよく想像出来ないがビニールと言うのと同じらしい
白いビニールの中に壁と表現したがそれは絵空事の様に今何何が

有機音声戻せと言うニュースが流れてきた
ポロポロ涙を親世代は涙を流す

自然と涙は出なかったのだがだんだん感化されたのかオギャーオギャーの声に涙が出た

涙を流す順番が違うじゃないと笑い合った

郷里に戻れば家があるらしく自然と絶望感から天にも昇るような気分だ

子供御殿って言われるがそんなのは関係ないと口にはするが内心不安ではあるが衛星から図面が下りてくるらしく、それに皆んなが夢中で何から作るかとワクワクする 皆昔の人は偉いなあと感心するばかりで
空気が動く世界と言うのが来るとはと
誰しもが若いので特段黙っていないかぎりは年齢はよくわからない

そんな中でも人間ってのはあったかいのか
指数パスワードを入れ服を着て御殿に移動する

エアブロックと物理ブロックプログラミングが走るからってそれ何年も前からあるらしく
私たち人間が介在せず天文学的な文字列と数列で作られている
鉄と言うのも直ぐに潰れてしまうし毒ガスと言うのも無機になってしまう

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