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ジャーナリングの語られていない「デメリット」

こんにちは、Veniです。

昨日友人と話していて出た話題の中に、「みんなジャーナリングを全肯定し過ぎ」というのがありました。
そこで出た話が少し面白かったので共有したいと思います。

私はぶっちゃけて言うと、「紙に文字で何かを書きつらねるという行為が好き」だからジャーナリングをしており、ジャーナリングが誰も彼もの夢をかなえてくれる万能の魔法の習慣とまでは思っていません。
そしてジャーナリングのメリットを語る情報の中にはデメリットを語られているものは見たことがありません。

しかし、私はその友人との会話の中で、ジャーナリングにはデメリットがあると感じました。

ジャーナリングのメリットの一つは、「その日に感じたこと、考えたことを書き出すことで整理し、頭をスッキリさせること」と語られています。
後から振り返り、「実際はこう感じていたんだ」と整理してスッキリするという効果です。

ただこの点で言えば、頭の回転が速い人と遅い人で効果に違いが出てくるのではないかと感じました。
この速い遅いの違いは良い悪いではなく、イメージとしては
「早とちりさんとゆっくり慎重さん」というふうに捉えていただければと思います。

この感情の振り返り、整理のメリットが良く働くのはゆっくり慎重さん向けであって、早とちりさんには逆効果になることもあるのではないかと思います。

早とちりさんはその場その場で自分が感じたことを瞬時に理解できます。その精度には個人差があれど、その場で判断し行動をてきぱきと進める人です。
そんな方が少しネガティブな出来事に当たったとき、瞬時に浮かんだ対応策で行動をしたとします。
そしてその日の終わりにジャーナリングでその出来事を書き出したとき、その時の自分のネガティブな感情がぶり返してしまうことも考えられるのではないかと思ったのです。

ジャーナリングをして整理をした結果、余計な怒りや悲しみが湧いてきて、
「やっぱりあの時言っておくべきだった」と次の日に対応を追加するとします。
本当はその時に事は収まっていたはずなのに、振り返ったことでぶりかえしてしまいまた火がついてしまう。そんなこともあるんじゃないかと思いました。

ジャーナリングはある意味で「自分への洗脳」です。
この目標に向けこんな行動をすればいい。あの時の自分の感情は実際はこうだったんだ。
しかしその性質故、そこまで時間をかけて目を向けなくても良い傷口をまじまじと見てしまったり弄ってしまう。そして自分が信じた対応策を講じ、余計に間違ってしまうことも考えられるな、と思いました。

特に私自身が自分に洗脳をかけやすいタイプなので、このあたりのデメリットも新たな発見として上手くジャーナリングを活用していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Veni,

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