世界で増え続けるコロナ感染者と終息に向かう日本

以下のニュース、世界におけるCOVID19の1週間あたりの新規感染者数は過去最多とのこと。

では、日本はどうでしょう?

東京では新規感染者数が減少傾向にあり、9月の連休は久しぶりに観光地は賑わい、道路も渋滞したとのこと。

世界で増え続ける新規感染者と、対照的に終息へと向かう日本。

この現象について、一度考えをまとめてみようと思います。

日本の感染者数の振り返り

まずCOVID19の日本におけるパンデミックと収束について少し振り返ってみましょう。

【1月 武漢にて発生】

中国の武漢、海鮮市場を発症として、新型の肺炎が発生。この頃は対岸の火事状態であり、かつ中国武漢市においても世界的なパンデミックになるとは予想もつかなかった。

日本は平常運転。一部の危機管理意識の高い方は、中国の春節を機に日本に飛び火するのではないかと懸念していた程度。

ちなみにインフルエンザの方が数段身近な恐怖として認識されていたように思います。

【2月~3月 危機意識の高まり】

日本において危機意識が高まった時期。とは言え新規感染者数は少なく、社会的にも閉鎖感を感じることは少なかった。

3月の下旬にはリモートワークの推進や、スーパーの買い占め、東京五輪の延期について言及がなされ、パンデミックとは行かないまでも危機意識が高まった時期と言えるでしょう。

緊急事態宣言を早く出すべきとの声も高まり、非常事態宣言と緊急事態宣言の違いをテレビで報道するなど、多くの人がアンテナを張っていました。

【4月~6月 第一波 緊急事態宣言】

第一波到来。4月上旬に緊急事態宣言が出され、自粛生活の始まり。前代未聞の世界的なパンデミックを前に最も恐怖感の広まりを感じた時期。

また全国民への10万円の一律給付なども前例のない処置であり、異常事態であることを誰もが認識したのではないでしょうか。

しかし、緊急事態宣言後、順調に新規感染者数は減少。5月の中旬頃には比較的、危機意識は和らぐ傾向にありました。

その後、緊急事態宣言は解除。6月は新規感染者数もかなり少なくなり、日本においては日常を取り戻しつつありました。

【7月~9月 第二波 気の緩みからのパンデミック】

俗に言う第二波。もっとも私はこれを第二波と呼ぶのは適切ではなく、第1.5波や第1波セカンドステージ、第1-2波と呼ぶのがしっくりきますが。

表面的な分析をするならば、第一波が収束しかけた所で、一気に気が緩み、新規感染者が増大。前回のように緊急事態宣言が出ることもなく、withコロナを突き進んだ結果、感染者数は第一波を遥かに超える数字に。

しかしながら、緊急事態宣言や一律の給付金等はなく、危機意識の面では4月がピークとなりました。感染者数で言うならば、4月とは比較にならないパンデミックでありつつ、引き続き経済活動を継続。

そして9月下旬。日本は新規感染者数はある程度の数はありつつ、人々の気持ち的には完全に収束に向かっている。

なぜ日本は終息に向かうのか

これは世界的な数値との比較の面、日本国民の危機意識の面、この両面から見たときに、いずれも収束に向かっていると言えると思います。

【世界的な数値との比較】

記事の頭で記載したように、世界的には1週間当たりの新規感染者数は過去最多。それに対して、日本は明らかに新規感染者数が減っている。

もともと日本は世界と比較すると、パンデミックの被害が少ないことで注目を浴びており、パンデミックが始まる時期も遅く、収束に向かう時期も早かった。

【日本国民の危機意識の面】

とは言え、新規感染者数は一定数おり、もともとパンデミックの影響が少なかった日本においては、収束とは言い難い数値でもある。

と言うか、日によっては4月よりも新規感染者数の多い日もざらにありますよね。

しかし、緊急事態宣言時ほどの医療体制の逼迫もなく、長引く自粛生活への抵抗感、経済への影響等もあり、日本国民の意識の面では既に収束ムードなのは確実。

職場によってはリモートワークの廃止や、出勤の推奨などの動きがある企業も多いようです。

では、日本において、世界とは対照的にCOVID19終息に向かっている理由とは何なのでしょか。

日本が収束に向かう理由

日本が世界でいち早く収束に向かっている理由は、一般的に言われている理由はもちろん、都市伝説や陰謀論的な側面からも非常に興味深いものがあります。

【一般的な理由】

例えば、日本人の衛生観念や礼儀正しさなどの、国民性と言った側面。

また食事や地理的な要素などの、文化や地理的な側面。

これらは一般的によく言われている理由であり、論理としてもそうそう的外れではないように思えます。また少数派かもしれませんが、日本の政治的な判断が良かったのだと評価する人もいるかもしれません。

北海道の鈴木知事や、東京都の小池都知事、また大阪府の吉村知事などは今回のCOVID19により評価を上げた政治家の例として考えることもできますね。

報道番組でも連日取り上げられており、賛否はあると思いますが、これらの政治家の方々の名前は広がったように思えます。

【論拠には乏しいものの何故か説得力のある理由】

しかし、これらの一般的な理由だけでは日本が世界の中で、ここまで被害が小さかった理由は説明が難しいようにも思えます。

そこで出てくるのが都市伝説や陰謀論など、論拠には乏しいものの説得力はあるように思えてくる話。

そもそもCOVID19は発生当初から都市伝説や陰謀論、スピリチュアルや占星術、場合によっては宗教の世界、などなどこれらの界隈では注目を浴びていたテーマでもあります。

Mr都市伝説 関暁夫のYOUTUBE開設も2019年末であったり、とある研究所がウイルスによるパンデミックを事前に宣言していたり、占星術の世界でも2020は時代の転換点と呼ばれていたり、それ以外にも2020年にパンデミックが起こることをピンポイントで予言する例など、挙げ始めるとキリがないのも事実です。

では、COVID19の真実とは何で、今後世界は、日本はどうなっていくのでしょうか。

都市伝説や陰謀論の要素を絡めた話については、また別の記事で記載してみようと思います。

この度は御拝読頂き、誠にありがとうございました。

引き続き、世界の真実について一緒に考えていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?