草案：帝と聖夜と天穿

以前ゴーストリックが好きって記事出したですけど、帝も好きなんですよね。
リメイク版帝ストラクが発売された当時はペンデュラム全盛期で、ちょうどEMEmが完全体になる前ぐらいだったでしょうか。
堅実にアドバンテージを稼いでいく印象だった帝とは思えないほどムチャクチャな動きをして、手厚いサポートと新規帝のおかげでアドバンテージを稼ぎながらEX封じやらなんやらできるとんでもデッキに昇華したのを覚えています。
現代的にリニューアルしたのもそうですが、なによりEXもペンデュラムも使わずにあの展開力が実現できるようになったのはホントにカッコよかったんですよね。
大会シーンで自分も使っていましたが、当時の環境的に先行取れないと厳しかったのと、事故率が半端なかったのがネックでした。
純帝では厳しかったからか、超量の赤と青だけ採用して帝王の開岩の効果発動を狙う「超量帝」や、イデアとエイドス以外のリリース確保として超カバーカーニバルを採用した「超カバ帝」など、派生構築がチラホラあったことも懐かしいですね。
強烈な強化をもらえたにも関わらず環境トップには届かず、そのまま時代に流されたテーマというのが個人的な印象です。好きなんですが。

帝の問題の1つ「初動でアドバンス召喚して開岩の効果を使う」点を解決するために、まず何よりリリース要員とアドバンス召喚先の確保です。まぁふわんだりぃず使えば一瞬なんですが、それは置いといて。
古今東西色々なアドバンス召喚サポートに使えそうなカードはございますが、個人的に目を付けたのが「光の天穿バハルティヤ」というカード。

効果モンスター1体で出せる最上級であり、内容はさておき先行でも有用性のある召喚時効果、そして条件付きで相手ターン中にアドバンス召喚できる効果と、帝デッキにピッタリな効果をしているクールなヤツです。
バハルティヤ自身は帝王の開岩に対応していない点がネックではありますが、「光属性、ドラゴン族、星7」というどっかで見たステータスを強烈にサポートするテーマがこの世に存在します。
そう、「ホーリーナイツ」です。

「ホーリーナイツか光属性ドラゴン族星7をサーチ」「光属性ドラゴン族星7を手札に戻して効果無効」「光属性ドラゴン族星7が手札に戻ったら1ドロー」など、バハルティヤをサポートするカードが目白押しなわけで、とても相性が良いです。
専用のフィールド魔法はホーリーナイツの召喚権を増やす効果もあるため、ホーリーナイツモンスターからバハルティヤに繋げることで、開岩にもつながります。
つまり、ホーリーナイツとバハルティヤを使いまわしながら、帝ステータスのモンスターを無限に回収できるって寸法です。
動き自体はシンプルですが、拡張性は高そうでいいですね。

ただ帝とホーリーナイツとの割合問題が気になりますね。
バハルティヤ自体は帝とも相性がいいですが、帝サポートを受けられるわけではないので、バハルティヤだけ引いて動けないなんて自体が起こりそうでなんとも言えませんね。
特にバハルティヤと帝王の深怨を同時に引いた時なんかが気まずそうです。あと個人的にエレボスでバハルティヤを回収できないのも噛み合わせの悪さを感じます。
まぁ草案なんで実際に形にした時どうなるかというとこですが、幸いなことに全部マスターデュエルで作成できるカードなので、余裕があれば組んでみたいところです。
ただ、バハルティヤがマスターデュエルだとURなので、流石に資産的に厳しいものがありますね。

今回はこんな感じで、ではでは。