ゴーストリックの憂鬱

実は水面下で遊戯王に復帰しようと少しずつカードを買い集めていて、今まだ残ってるゴーストリックを現代ベースに改築しようとしています。
個人的にゴーストリックは純構築で罠とフィールド魔法を駆使してロングゲームを仕掛ける方が好きなんですけど、インフレにインフレを重ねた現代遊戯王においては、セットエンドなんてした日には次の瞬間焼け野原ですよ、恐ろしいですねぇ。

ゴーストリックの基本戦術は「裏守備で構えて、相手を裏守備にして反転攻勢をかける」みたいな感じで、wikiだとサイクルリバースにカテゴライズされてた気がします。
最初期はそれこそ番兵ゴーレムやらステルスバードやらを採用してる人もいたぐらいで、テーマ全体的に打点と妨害力が足りてない印象でした。
そこからロールシフトやらパレードやら駄天使やらで順調に強化をもらい、ほぼ純構築で戦えるようになりました。
攻め手もバラエティーに富むようになって、ビートダウンはもちろんゴーストリックスケルトンでデッキ破壊を始めたり駄天使の特殊勝利を狙ったりもプランの1つとして現実的に狙える点は、ゴーストリックを使ってて楽しいポイントです。
共通して「裏守備+表示形式変更不可」をしかけてモンスターゾーンを封殺してロックすることを狙うので、融合テーマとリンクテーマ以外にはかなり刺さるものと思います。
そして攻撃に対する妨害性能が高く、基本的に相手のバトルフェイズに入れば大抵の相手は手玉に取れると思っているぐらいには、攻撃に対する妨害性能のポテンシャルは高く感じます。
そして女の子もそうですがみんなかわいらしいお化けのイラストで、魔法や罠で描かれてるゴーストリックの面々がワチャワチャしてる様子が本当に楽しそうで好きなんですよね。

ただ"守備表示が存在しない"リンクモンスターの登場は、ゴーストリックのアイデンティティそのものの否定であり、「リンクモンスターをどうするか」というのがゴーストリックの永遠のテーマだと考えてます。
アクセスコードだのシュライグだの以前に、キスキルリイラの片割れでも残っていると突破できないなんてシチュエーションまぁまぁあり、そのために対処手段をデッキに忍ばせる必要があるのが、スロット的にキツいものがあります。
まぁデュラハンがいるんで状況が整っていればゴーストリック単品でもなんとかできるっちゃできますが、効果使った出涸らしのリンクモンスターを対処するだけでも展開手段の乏しいゴーストリックでリソースを吐かないといけないというのが、なんというかしょっぱいですね。

まぁ昔みたいにゴーストリックで大会環境に挑むことはないだろうし、好きな遊戯王配信者の交流機会に持ち込めればいいかなぁぐらいなので、あんまりシリアスに考えなくてもいいかなぁとも思います。
もうちょい強いデッキなら新ストラクベースの暗黒界とゼロ帝があるんで、十分でしょう。

今回はこんな感じで、ではでは。

Youtubeにオススメされて最近こればっか聴いてますね、なんというか色気がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?