クライスタってゲームのやってる話

今月のPS+のフリープレイに「クライスタ」ってゲームがあります。
あまり名前を聞かない会社なのとまったく前情報を知らないタイトルで、しかもフルプライスときたもので、個人的に相当気合入れないと手を出しにくい1本です。
同じくフリープレイの仁王2はDCL込みでクリア済みなので、今月はコイツに手を出すことにしました。

ジャンルはアクションRPGで、主人公「零(れい)」が現世と地獄っぽいとこの狭間である「辺獄」を舞台に妹の魂を取り戻すべく守護霊を従えてバッタバッタと敵をなぎ倒しながら冒険するストーリーラインです。
復讐に燃える大学生や正義マンでラーメン大好き元昏睡少女、謎に満ちた元気系褐色ロリなんかを仲間にしながら、果たして記憶がクリアされて転生の輪廻に巻き込まれる場所にたどり着く前に妹の魂を取り戻せるでしょうか。みたいな感じです。
途中から主人公が追い込まれて仲間に当たってギスギスし始めるのですが、そこを乗り越えれば今のところストーリーは結構面白いです。
所謂まどマギとかセレクターバトルするタイプのウィクロスとかのストーリーっぽい感じで、少女たちの葛藤とか戸惑いとかの果てにうんたらかんたらって感じで、好きな人にはたまんない感じがします。

しかしこのクライスタ、プレイ途中でも大いに感じるほどの巨大な欠点を抱えておりまして。
辺獄ってダンジョンを探索しながら最奥を目指すアクションRPGなのですが、その肝心のアクションが中々単調になりがちであまり楽しくないのです。
多分ニーアオートマタ的な回避ベースに大立ち回りをしてもらいたい感じだったと思われますが、モーションがもっさり目で爽快感が薄く、敵も味方もスーパーアーマーを持ってるキャラがあまりいないので、お互いに攻撃がバタバタ通るため、変にスキルを撃つよりは弱コンボをフィニッシュ前に回避キャンセルして再攻撃した方が安全に倒せるなんて状態が続きます。
また、敵が落としたアイテムからランダムな装備品を生成するハクスラっぽい要素もありますが、基本的に収集してもそこまで大きな性能差が生まれないようなので、性能よりは上昇値の高い方を狙った方が強い感じになるので、ハクスラもあまり機能していないように思えます。

調べた限り、どうもこのゲームを制作した会社はアクションゲームを制作したことがなかったようなので、これがアクションゲームの処女作なんだとか。
ゲーム会社の名前を聞いてもピンとこなかったのですが、「カリギュラ」を作った会社と聞いてあぁ~となりましたね。それっぽい感じがある。
まぁストーリー気になるんで進めますけどね、肝心な部分がもうちょい良ければもっと話題になれそうだったなぁ…なんて思いますね。

今回はこんな感じで、ではでは。


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