禍話とQを視聴した後の出来事

先日(二十二年、八月二十七日。土曜日)
正確には日付が変わって二十八日、日曜日になった後の話。
 
熱心な禍話のリスナーならご存じだろうが、その日は禍話の語り手、かぁなっきさんの提案により『フェイクドキュメンタリーQ』第十三話『フィルムインフェルノ』の同時視聴会が禍話本編の後に行われていた。
(※Qの最新話が公開される時は禍話では毎回、同時視聴会が行われている)
 
以下の話は、その同時視聴会の終了後、床につこうとした際に私が体験した出来事である。
(※この話に関しては、既に私のツイッターでも話をしている。そのツイートの内容をコピペしつつ、補足や追加の説明を入れる形で今回このように文章にして残すことにした)
 
(以下。自分のツイッターからのコピペ、それに手を加えたもの)
 
……先日、みんなでフィルムインフェルノの同時視聴したじゃないですか。
で、その後いろいろしてから二時前くらいに電気消して横になったわけです。
そしたら、
 
『ゔぁ〜、ゔぃ〜』
 
女の人の声が聞こえてきまして。
 
(※正確には。
『ゔあぁ、ゔぃ?』
というような、最後の部分が上がり調子になっていて、疑問系のようにも聞こえる。そんな声だった)
 
 
聞こえた方向は、隣の部屋からっぽい。
隣は若い女性が住んでて、休日前夜くらいだと彼氏さんとはしゃいでる声が聞こえるんで、それかな?
最初はそう思ったんだけど、冷静に考えたらたぶん違う。
 
普段なら隣の人のはしゃぐ声はしばらく続く。
だけど、今回はその一回きりだった。
 
それに、今回の声は何を言ってるか分からないけど、普段よりはっきり聞こえた。

(隣の間取りを知らないので想像混じりの説明になるが、自分の部屋と隣の部屋、つまり双方のリビングの間にはうちの風呂場とクローゼットがある。
だから、壁と空間に阻まれて、そういう隣からの声はいつもくぐもった小さな声にしか聞こえない)
 


(※これが自室(と隣)の簡単な図です。
赤線で囲んだ部分が自室。人型はその時に横になっていた自分です。)
 
それに、その声は妙に反響してた。
カラオケの個室で歌っている時のように、少しエコーがかかったような感じだった。
 
さらに言うと、後で思い出したことではあるけど。
子供の頃に暮らしていた築数十年の実家。
その家の古い風呂場(ステンレス製の浴槽にタイル張りの壁と床)
その中から祖父が、
『石鹸がないから持ってきてくれ!』
と、居間にいる祖母や我々家族を呼ぶ時の声。
その感じに似ていた。
 
 
だから。
うちの風呂場で誰かが喋ってたら。
うめき声を上げてたら。
たぶん、そんな風に聞こえるんだろうと。
そう思った。
 
 
タイミング良過ぎなんで、
(……うん、気のせい!)
って自分に言い聞かせて無理やり寝たけど、まあ正直な話、その瞬間はめちゃくちゃビクッとしましたね……。
 
禍話聞いてフィルムインフェルノ見た後にそんなことが起きたら、たまらないですね……。

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