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BILL EVANS : UNDER CURRENT

ジョン・コルトレーン、マイルス・デイビス、MJQとかぐらいしか、しかも名前ぐらいしかわからないというJAZZ音痴である。

学生時代にオーディオとバイクの関係で知り合いになった人から2名のピアニストの名前をよく聞いていた。グレン・グールドとビル・エバンス。
グレン・グールドはバッハの偉大な演奏者と呼ばれるピアニスト。
ビル・エバンスはジャズピアニストだ。クスリでボロボロ、他のアルバムに写っている本人のポートレートもいかにも神経質そうな。その破滅的な人生のせいなのか、鋭くやるせない音が刻み込まれているように思える。
実際にこのアルバムを聴いたのはここ数年で、名前は知っていてもジャズには食指が動かなかったのである。ただこのアルバムジャケットを見たときに、「これは持っておくべきレコードだ」と思った。
とにかく、この写真がいい。CDを買って聴いていたのだけれど、やはり12inchのジャケットがどうしても欲しくて、中古レコード屋さんで出るのを待っていたのだった。レアなレコードではなく超有名なアルバムだから気長に待てば出てくると思っていた。探しはじめて半年程で手に入る。
じとっといい音のアルバムで、聴く程にじわじわくる感じかな。
それにしても、いい写真である。

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