「魂参戦」から考えるラジオのススメ

 「へぇ~そういう概念があるんだ~」と私自身髭男ファンの方を見ていて知った概念なんですが、「魂参戦」というのがあるんです。
 これは、その日のライブには行けないけど、魂は会場に飛ばして、ライブに参加する、という意味合いなんだそうです。たしかに、仕事や学校、コロナなどで、ライブに行けないけど、気持ちは会場のメンバー、サポメン、そしてファンの仲間たちとともにある、という気持ちでいれば、現地参戦できない悔しさや寂しさは幾分か和らぐのでしょうね。

 申し訳ない。最初この概念を聞いたとき、「なんとお花畑なことか」「そんなに魂参戦で満足できるのなら、ずーっと魂参戦でいいじゃないか」なんて思ってたんです。
 でもね、我が身を振り返ると、「魂参戦」とは違うかもしれないけど、魂を飛ばすこと、してるよなあって思いました。
 というのは、ラジオに投稿するって、魂を送ってないか?って思ったんです。

 僕は過去記事で述べたように、ハガキ投稿をとても大事にしています。ナインティナインANNの職人さんのように、ハガキを投稿の主手段とはしていないけど、ここぞというときに、気持ちを特に伝えたいときに、ハガキを使っているんです。
 僕の場合、ハガキを使ってお便りを書くのは、普段のメールの5倍くらい気持ちを込めて書いています。失敗は許されないし、自ら1文字1文字書いていくので、気持ちがどんどん書いていくうちに高まっていきます。
 それは、自らの魂をハガキに載せて、直接ラジオの向こうのあの人に届けているという事ではないのか?と。ハガキじゃなくても、ラジオを聴いて思ったことや、一生懸命考えたネタも、間違いなく自分自身の魂を込めているものであり、それはラジオのスタジオに向けた「魂参戦」ともいえるのではないか?って思ったんですよね。
 そしてその自分の気持ちが、魂が向こうに届いて伝わったときに喜び…これがラジオ投稿の醍醐味であります。本当に嬉しい思いを何度もしてきたものなのです。

 さて。今、「魂参戦」と「ラジオ投稿」に類似点を見出した僕だから言えることを述べておきましょう。


「みなさんも、投稿、やってみませんか??」
 

 あなたの魂を、文字に起こして、あなたの気持ちを言葉にして、ちょっとメールを書いてみて、それで送信ボタンを押してみてください。
 必ずしもそれが本人に行きつくとは限りません。でも、たくさんメールを送って、ラジオを楽しんでいれば、きっとその気持ちは届きます。
 魂参戦だったら、ただ気持ちを会場に送るだけかもしれないけど、魂をメールにすれば、その気持ちは直接本人が受け取ってくれるかもしれないんですよ。こんな夢みたいな話、なかなかないでしょう?
 ふつおただったら、面白いことじゃなくていいんです。オチはなくていいんです。ただ、自分の思っていることを、メールやはがきにすればいいんです。素直な気持ちはきっと相手に伝わってくれるはずですよ。

 ぜひ、ラジオに「魂参戦」してみてください。きっと楽しいと思います。

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