2023年1月だけは長かった

 人間歳を重ねてきますと、時のすぎるのが早くなるわけでありまして、ここ最近は僕も、「もう〇月かよ、1カ月早いな」だとか、「もう1年終わるのかよ」だなんてことを言っていたわけなんです。
 しかし、こと2023年1月、この月だけは長く感じたなぁと思いました。本当に長かった。今これを書いている1月31日の朝。本当の長かったと感じました。そんな感覚に至るなんて久々なわけで。
 なぜそうなったかは心当たりはいっぱいあります。まずは卒論。元日から提出日の1月10日に至るまで、死ぬ気で懸命に卒論を書きました。大変な日々で、最後の3日間は毎日徹夜の毎日モンエナ。そんな日々を乗り越え、どうにか卒論を書き上げて、みんなに見守られる中大喝采の中で卒論提出。本当にこの10日間は色濃い、一生の思い出にのこる日々だったと思います。
 それから、新潟を離れることが決まって以降、FM新潟リスナー時代に仲良くさせてもらっていて、今も交流のあるリスナーさんに会いに行ったり、大学でお世話になった同期連中と飲みに行ったりと、平時の自分からして考えられないくらい人に会いに行ったのもあると思います。それだけ会いたい人が多かったし、感謝を伝えたい人が多かった、と言う事なのです。
 1日1日が濃密に詰まっている日が多かったわけですから、それだけ新鮮な体験も多く、この1月は長かったという事でしょう。僕自身、このような感覚がまだまだ残っていることに驚きました。まだ、新鮮な出来事を新鮮だと感じられる感覚が残っていたんだと。
 そうなると、4月からの社会人生活も、きっと長く感じるんでしょうか。それとも毎日がバタバタの連続で、かえって早く感じるんでしょうか。それは分かりません。ただ、1月が長かったと言える僕としては、1つ1つの新しい、初めての、新鮮な体験を楽しんでいって、目の前のことに面白さを見出せる人間でありたいと思うし、社会人生活の中にどうラジオを組み込むかをしっかり考えていきたいです。

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