unidentified listeners

「…質問なのですが、毎週のように読まれている、ラジオネーム『ヴェルファイアのゴールデンアイズ2』さんは実在するリスナーさんなのでしょうか?」

 午前4時半、大慌てで急ごしらえのレポートをオンラインで提出し、さあ安心した、微睡みながらラジアンを聴くか…と思っていた時に、おもむろにこんな内容のふつおたが読まれて、腰を抜かしそうになりました。

 眠い目をこすりながら、そのふつおたに対するアンサーを思わず投稿してしまいました。そのくらい驚いたのです。

 驚いたけど、嬉しかったし、すごく気持ちが分かるんです。今日はそんな話をば。


 初めてラジオを聴いたときも感じたし、そして今も、いわゆる常連さんたちは自分にとって、本当にこの人実在するの?と思うような、とても不思議な存在です。こんなに面白いことを考えられる人が一般人の中にもいるのかと。ラジオの中ではとても有名な人だけど、本当に実在しているのか?虚構を見ているのではないか?などなどと。

 でも、Twitterのおかげで、ちょっとだけその疑いが晴れました。その人の日常ツイートとかを見るにつれ、そしてそれを経由して実際に電話したり、会ってみたりとかして、ああやっぱりこの人だって普通の方なんだな…。というような思いを抱くようになったのです。誰もが日常世界の中で普通に生きて普通に頑張っている。違いと言えばその生活に対するアンテナの張り方。普通の日常から沢山の面白さを拾ってくる感性なんだなあと思ったりしたんです。そうして、尚更ラジオでつながった縁が深まったりするんです。こういうのが面白いので、僕はリスナーさんの人となりはめちゃくちゃ知りたいと思う人です。


 でも、徹底して存在を謎のままにする人もかっこいいと思います。Twitterはしてるけど、要所要所でしか呟かない。ラジオでは圧倒的な存在感は示しているけど、Twitterは絶対やらない。だから長らく聞いているリスナーですら、その人については全く分からない。そんな存在もアリだなと思うし、それを貫く姿勢にかっこよさを感じます。


 ところで今回の件、何が一番驚いたかって、とうとう自分が「実在を疑われる」人間として扱われてしまう時が来たのかということです。かつての自分が思っていたことを、今度は他の誰かが自分に対して…。でも、名だたるリスナーさんは他にもたくさんいらっしゃるはずで、そんな数あるリスナーさんの中から僕の名前をあげてくださったことは、めちゃくちゃ嬉しかったです。投稿しててよかったなって思えました。

 名前をあげてくれた沖縄県のリスナーさん。これをもし読んでましたら。

 僕は実在します。名前をあげて下さりありがとうございます。

 あなたの一言がすごく嬉しかったので、これからも投稿、続けていきます!!

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