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至言

あることがらを非常にうまく適切に言い表したことば。

コトバンク

 要するに上手な"たとえツッコミ"である。誰しも、日常生活で一度はたとえツッコミをやったことはあるだろう。私も、何度かある。偉そうにツッコミなどと言っているが私は、プロのお笑い芸人ではないし、おもしろちょけ人間でもない。ただ人並みにお笑いが好きで影響されているだけの人間である。

 私は、テレビなどで見た芸人のネタをそのまま我が物顔でやって、「俺、面白いっしょ」みたいな人間が嫌いだ。そもそもそのネタは、それを生み出した芸人がやるのが一番面白い。それをただ見ただけの素人がやったところで何も面白くない。

 たとえば、ある芸人のネタをみて、面白いと思ってもそのまま真似をするのではなく、フォーマットはそのままで文言はオリジナルにするならまだいい。しかし、そういった吸収しかできない人がオリジナルの文言を当てはめたところで面白いとはならないと思う。 


 物事を達観したようにベラベラと薄っぺらい人間がしゃべってはいたが、私自身、別に0から1が生み出せるような創作性は持ち合わせていない。note上につらつらと自分の愚考を披露することでしか、日頃のもやもやを発散できない不器用な人間になってしまっている。

 そうやって、自分の心の中の感情を文字にすることで、なんとなく昇華されているような気になって、満足感になっているんだと思う。


 私だって、周りから面白い人間だなと思われたい。あからさまに変顔したり、変なポーズをとってみたりみたいな面白さじゃなくて、その場に今必要な言葉をぽんっと添えられる面白さを求めている。それが結局、たとえツッコミへとなっていくのである。さほど的確なことが言えるわけではないが、一応万人にわかりやすいようなとか、この人にはこう言ったら笑ってくれるだろうなみたいなこだわりはあったりする。

チキン南蛮定食をたべます。