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フリーターから正社員になれるお薦め職種5選

今日はフリーターから正社員に手っ取り早く採用されるには
どの職種が最適なのか?またどの職種が一番可能性があるのか?
を主にお伝えしたいと思います。
そして、各職種メリット、デメリットも含め現在フリーターの方に
ぜひお伝えしたい情報満載です。かなり参考になること間違いなしなので
この機会に今後の身の振り方のちょっとした教科書程度に読んで頂けたらと思います。   


1、運送業界


いうまでもなくドライバーです。
採用へのハードルは私がお伝えする中でも特に低いと思います。
正直、フリーターの方が正社員になるには一番可能性がある職種です。
よっぽどのことが無い限り面接で落とされる事は無いです。
ただ免許に傷(スピード違反等)があると落とされるケースはあります。

以下、メリット、デメリット、主な待遇です。


メリット⇒給料が初めから比較的高めである。 
     人との接点が少ないため気使いが少ない。
デメリット⇒事故をしたら基本自己責任になるため、商品等配送物を破損 させたら弁償しなければならない。かなり重労働なため体力が無ければ続かない。キャリアアップをほぼ見込めない。

主な待遇(名古屋近郊)
ハイエース、2Tトラック⇒25万~30万くらい 
3T、4Tトラック⇒25万~35万くらい 
大型車⇒40万~50万くらい
※尚、ボーナスは期待できません。

尚、配送未経験の方がいきなり大型車クラスを運転することはあまりにも無理があるため、始めのうちはハイエース、2T車クラスから始めるのが一般的です。大型免許があるだけで実務経験がないようでは、大型車での採用はされないです。そして、この業界の一番の欠点はドライバーで入社したら生涯ドライバーで終わる可能性が極めて高く、キャリアアップは見込めないのが難点です。そして運転が苦手な方は危ないのでやめたほうがいいです。


2、警備保安業界


警備員も運送業界と同じくフリーターの方が正社員を目指すのにはうってつけだと言えます。採用ハードルは運送業界より少し上がる程度でほとんど変わりませんが職種にもよります。ただ運送業界と決定的に違うところ職種によってはキャリアアップが可能だということです。
率直に言うと交通整理だけの常駐警備員ならばすぐにでも正社員になれるでしょう。
警備といっても施設警備、交通警備、機械警備、輸送警備、身辺警備、
まあいろいろあるので一概には言えません。

以下、警備職種類区分けです。

A,施設警備⇒言うまでもなくスーパーマーケットや会社、学校などに駐在し見回り、出入り管理などを行う業務です。

B,交通警備⇒これもいわずもがな、工事現場やイベント会場などで交通整理を行う業務です。

C,機械警備⇒契約先施設、一般住宅のセンサーが異常を察知したら速やかに現場に急行する業務。アパートを1部屋借りて、そこで警備員が待機したり仮眠を取ったりします。

D,輸送警備⇒主にスーパーマーケットや銀行などをまわり、現金回収などを行う業務です。

E,身辺警備⇒ボディガードです。

以下、メリット、デメリット、主な待遇です。

A,施設警備 
メリット⇒比較的誰でもできる。気が楽。
デメリット⇒24時間勤務があるため生活が不規則になる。
      キャリアアップができる可能性が少ない。給料が少なめ。

B,交通警備 
メリット⇒
比較的誰でもできる。気が楽。
                  勤務時間が決められているため生活リズムが安定しやすい。
デメリット⇒キャリアアップができる可能性が少ない。給料が少ない。
          真夏でも真冬でも外に立ち続けなければならない。

C,機械警備 
メリット⇒時間に縛られにくい。比較的自由。
     キャリアアップができる。 
デメリット⇒24時間勤務のため生活が不規則になる。
      その割に給料が低め。

D,輸送警備
メリット⇒警備業界の中では給料が多め。キャリアアップができる。
デメリット⇒現金、貴重品を運ぶため危険が伴う。
      防護服を着るため真夏が辛い。

E,身辺警備
メリット⇒著名人、財界人と一緒に過ごすことができる。給料が高め。
     
社会的ステータスが高い。キャリアアップができる。 
デメリット⇒とにかく危険が一番多く伴いリスクが高い。
主な待遇(名古屋近郊)
A,施設警備⇒20万~25万くらい
B,交通警備⇒20万~25万くらい
C,機械警備⇒20万~25万くらい
D,輸送警備⇒25万~30万くらい
E,身辺警備⇒30万~35万くらい
※あくまで目安です。ボーナスはあまり期待できません。

A、B、C、においては即採用の可能性大
D、E、は難易度が上がります。

フリーターの方はA、B、C、を受けると良いです。
そしてキャリアアップを目指すのならC、D、E、ですね。
実際、私がフリーターの時にアルバイトをしていた警備会社では
C,の機械警備出身の方が本部課長に昇進されていました。
逆にAの施設警備、Bの交通警備の方では昇進されている人はほとんど見えませんでした。その事をよくよく考えていきましょう。

尚、求人サイトでは大手セコムの営業職の求人が出されていますが、
それは別物と考えたほうが良いです。聞いた話では一般の社会人の方でも面接で落とされているそうなので、フリーターから大手セコムの営業職になれると思うのは間違いですし、職種も違ってきます。お忘れなく。

3、介護福祉業界


現在、これから先に最も必要とされなければいけない職種の1つが介護業界と言えます。フリーターから正社員になるのには運送業界・警備業界とほぼ同レベルで採用の可能性が高いと言えます。そして今日ご紹介する職種の中でも社会貢献性は一番高いのでは?と思います。キャリアアップをすることもできます。

そして給料が低い事で有名だった福祉業界ですが、近年少しずつ待遇は改善されてきており、非常に良い傾向だと言えます。
また介護福祉士などの資格を取れば、当然給料は上がります。

以下、メリット、デメリット、主な待遇です。 

メリット⇒社会貢献性が高い。キャリアアップができる。資格も取れる。
デメリット⇒人を扱うため神経を使う。精神的・肉体的にしんどい。
主な待遇(名古屋近郊)
一般的な介護士⇒25万くらい
介護福祉士・責任者クラス⇒30万くらい
※ボーナスは期待できません。

私、個人の考えとしては介護福祉業界は非常にお薦めです。
しかし、人を扱う仕事であるため、それ相応の覚悟と使命感が必要な職種なので生半可な気持ちでは続かないでしょう。
ただ、資格も取りキャリアアップも目指す意欲があるのならば、
自然と裾野が広がっていくでしょう。


4、物流業界


運送業界と少しかぶってしまいますが、物流業界も同じく敷居は低いです。
私はフリーター時代に物流センターでアルバイトをした事があります。
実感としては動くのが好きな人、フットワークの軽い人はほぼ間違いなく
活躍することができます。

僕はこの業界は悪くないと思っていますが、1つ注意が必要です。
できれば冷凍食品や冷蔵食品の仕分けをする会社ではなく一般食品(カップ麺、飲料、味噌etc)の仕分けをする会社に応募したほうが良いです。なぜかは良くわかりませんが、会社の質が冷凍、冷蔵物の会社へ行くほど落ちるからです。これは私の実体験です。

以下、メリット、デメリット、主な待遇です。

メリット⇒キャリアアップができる。 
    大人数のチームを取り仕切るといったマネジメントが経験できる。
デメリット⇒時間に追われる。肉体的負担が大きい。給料が低め。
      現場によっては24時間交代制なので、生活リズムが不安定。
主な待遇(名古屋近郊)
平社員⇒20万~25万くらい
役職者クラス⇒30万くらい

物流業界は始めのうちは給料は安いですが、キャリアアップもできるので
魅力的ではあります。何より物流センターの規模によっては数十名~百名以上のマネジメントを任せられることもあり、そういったお金では買えない経験を積めることもあり、出世意欲のある方は大歓迎です。

5年以上前に名古屋近郊でも三井物産の子会社である物流ロジスティクスソリューションズが求人大募集をかけたことがあります。
この企業においては母体が大きいせいか熱意ある若者が集まったそうで、
その時にはフリーターの方も採用されたケースもあったそうです。
どうせ採用されるのなら、そういった熱意に溢れた職場に行きたいですね。


5、小売流通業界(主に食品スーパーマーケット)


そして最後にフリーターの皆さんにお薦めしたいのが、
現在、私が籍を置く小売流通業界です。
お休みが少なく不定期、待遇が低い、長時間労働、こういった理由から
小売流通業界は長きに渡り、就活生の間でも不人気職種として定着してきました。しかし、今の現状はずいぶん違ってきています。

働き方改革に伴い、小売流通業界もお休みをしっかりと取るように義務づけられ、労働時間もシフト制で是正されてきており、全体的な待遇は間違いなく上がってきています。
将来的なキャリアアップ
も本人次第で目指せる業界であり、
それ相応の働く上でのメリットはあると思っています。

そしてフリーターの方が受かる確率はかなり上がってきています。
私がフリーターの時は正社員になるまでに相当な苦労をしましたが、
人がいなさすぎる業界であるため、今はそこそこ若くてやる気がある方ならフリーターでも採用されるケースが増えてきているようです。
皮肉にもコロナショックが追い風となり、史上最高益を出す企業まで出てきている今は最大のチャンスかもしれません。

狙い目は地場の中堅どころのスーパーマーケットだと思います。
年間売上200億~1000億くらいまでの会社が一番可能性があります。
吹けば飛ぶような零細スーパーは程度が低いので止めましょう。
あと大手を受けるのも止めましょう。さすがにフリーターから大手はちょっと敷居が高いです。

以下、メリット、デメリット、主な待遇です。

メリット⇒キャリアアップができる。
     大手メーカー営業担当者と頻繁にお話しができる。
     それ相応のステータスを感じることができる。
     比較的人間関係が良い。
     大人数のマネジメントを経験できる。
     安定性は抜群
       
デメリット⇒朝早い出勤、夜遅くの当番があるため生活リズムが狂う。
      1人の上げた成果を評価はするが、見返りは少ない。
       全体的に保守的であり、ぬるま湯に浸かりやすい。
      改善されてきているが一歩間違えば長時間労働になりやすい。
      時間に追われる。

(主な待遇)名古屋近郊
平社員・サブクラス⇒20万~25万くらい
主任・副店長・店長クラス⇒30万~40万くらい

尚、会社によりかなり差がありますので一概には言えません。
ちなみにボーナスは年2回3か月分くらいが目安です。

私としては小売流通業界、特に食品スーパーマーケットは一番の押しです。
なぜなら、長く働き続けていける要素が今日紹介した職種の中で最も多いと思うからです。
フリーターのみなさん!!スーパーマーケット業界はいかがでしょうか?
決して悪くないですよ。

というわけで以上がフリーターから正社員になれるお薦め職種5選でした。        


最後にフリーターのみなさんに伝えたいこと


フリーターから正社員になるにあたり、最大の注意は零細企業には行かないことです。なぜなら大概は駄目企業(もちろん例外はあります)だからです。私の経験上これは事実でした。フリーターの時、就職活動中の時、面接に行った先々でことごとく嫌な思いをしました。零細企業ほどそれは顕著に感じられたものです。

これが仮に経験を積んだ社会人の方がベンチャースタートアップ求人に応募し、社長と二人三脚で会社を盛り上げて行こう的な話ならばそれは多いに夢のある話でしょう。ですがそれは全く別次元の話であり、みなさんはフリーターから正社員を目指す身の上につき、全く話が違います。
これをぜひ覚えておいてください。

そしてみなさんが仮にフリーターから正社員になれたとしても、
忘れてはいけません。正社員になることがゴールではありません。
その後のキャリアをどう考えるかが重要なのです。

新しいことを学び続ける、行動し続けることがこれからの世の中で一番重要なスキルとなることはいうまでもありません。



追記
ベンチャースタートアップ求人にご興味があるお方は、
私がお世話になってなっております
キープレイヤーズ代表取締役 高野秀敏さんにご相談されてはいかがでしょうか?目から鱗のお話しがたくさん聞けますよ!!

  

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