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子どもと対等に話すってむずかしい

いま大学でワークショップデザインについて実践しながら学んでいるのですが、
今日は小学生向けのワークショップの観察をしてきました!
普段生活してる中で子どもってなかなか関わらへんから、
子どもとのコミュニケーションの取り方とか考えたことなくてすごい刺激が多い一日やったー!

子どもになにかを学んでもらうときに授業みたいにみんなに画一的に知ってほしい正しい答えを伝える時もあるし、
それぞれの思考とか体験に基づいて「気付き」を得てほしいときもあると思ってて、
ワークショップでの学びって後者な事が多いよなって感じている

そんな目的でワークショップをする時に、ワークショップの実施を妨げるような動きをした子どもの対処についてどうするかというディスカッションがすっごく盛り上がったし為になった

「いま先生が話してるから静かにしなきゃいけないよ」とか、
「みんなが聞こえなくなるからおしゃべりしないでね」とか
って大人の世界の社会常識を前提とした対処(コミュニケーション)方法もあると思う。
でもそれって大人vs子どもの肩書きや力関係をさらに強めてしまう感あるし、
「○○したらあかん!☆☆にせんとあかん!」的な印象なので子どもの逃げ場が無いよねって話になってすごく納得。

そういう時は「そういうルールなんだからダメだよ!」じゃなくて、
「そういうことされると私は悲しい」とか、
「他の人の迷惑になっちゃうからどうしても話すなら外で話してね」とか、
「参加したくないなら、端っこで見ててもいいし、強制じゃないから帰っても大丈夫だよ〜」とかって、こちらの感情を表すことで対処したり、逃げ場があるような問いかけで対処したりするのがいいなと思った

これってワークショップじゃない場面でも全然活用できる話やし、
場合によっては子ども以外の人(例えば全然違う文化習慣で暮らす人とか)にも有効やなと思って、
この講座への学び意欲がさらに高まったのでした!

そして明日は学祭で盛り上がる青学で終日講義!
二日連続大変だけどがんばろう…!

#ワークショップ #ワークショップデザイン #ワークショップ設計 #WSD #対話


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