見出し画像

ポケットマルシェ(ポケマル)高橋博之さんの「歩くラジオ」でおしゃべりして考えたこと。

今朝6時からポケットマルシェ(ポケマル)高橋博之さんの「歩くラジオ」のゲストに招かれておしゃべりしてきました。
楽しかった。
オファー頂いたとき嬉しかった。
なぜならわたしは高橋博之さんと食べる通信の(考え方の)信奉者でありファンであり、かつて車座に参加したこともあり、この「歩くラジオ」のリスナーであり、早朝6時から毎日欠かさずゲストを招いて配信するその行動力に(話がおもしろいのはもちろん)、しかしこの人ほんとすごいな、そのエネルギーは一体どこから来るのだろうと心の底から思っていたからです。
震災後の産地と都市の消費者を「食べ物つき雑誌」で「つなぐ」という考えで始まった「食べる通信」。味とか鮮度とかよりも、作ったその人の人生と物語、思想を伝えることで、共感が生まれる。
エンゲージメントとか、共感・応援消費、ソーシャル消費の先駆者である。
しかし今回、改めて自分の子供時代のことから聞かれるとは思わなかった。
いま日本人の(大人も子供も)自己肯定感が低い問題については、親の過干渉があるのではとわたしも考えている。
昔は、肯定も何も、生き延びるだけで親も子も必死だったので、肯定感(生きる意味)を考える必要もなかったのだろう。
時代遅れなうちの親は生きるのに必死だったから、わたしも生き延びるしかなかった。おかげで自立心、独立心が発達したのかもしれない。
そんな自分のことを、天真爛漫、ちゃんとしてない大人、センスオブワンダーが服を着て歩いている、と言ってもらえて嬉しかった。(嬉しかったんかい)。

野菜をつくるアナウンサー「ベジアナ」の小谷あゆみさんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。 小谷あゆみ/農ジャーナリスト、ベジアナ(野菜をつくるアナウンサー)。兵庫県生まれ、高知県黒潮町育ち。93年、石川テレビ放送に入社。アナウ...

Posted by ポケットマルシェ(ポケマル) on Wednesday, June 2, 2021


えっと言いたかったことは、
「歩くラジオ」は、博之さん本人が、歩きながら、自分の気になる相手に、聞きたいことを聞いている。リスナーのことは後回しで、おすそ分けはするけどね、っていうスタンス。
①歩いて健康になり、
②おしゃべりして心もヘルシーになる。
(コロナ渦で問題になっている「心の健康」について不足しているのは、①軽運動と②人との対話・おしゃべりだとWHOが指摘している。その2つを達成しているのだ)
聞いている人のストレスまでは知らない。それでいいのである。
それが自立した個、であり、自立したメディア、ということになる。
スポンサーや、視聴者のことを考え始めたとたん、ヘルシー(健全)な好循環が失われる。
聴く人も、思うことがあればチャットで参加し、もしストレスを感じるなら去ればよいだけだ。これが自立したリスナーである。
生産者と消費者も、まさにそういう関係でありたい。
責任も喜びも、いつも自分の側にある。
1億農ライフと、1億総メディアで言いたいことはそういうことだ。
みんな、自分の本当の心だけを喜ばせることに注力しよう。
大勢の人が点数をつけたお店や商品なら、わたしが買わなくてもいいじゃないか。
自分の人生を、健康を、安らぎを、人の評価に左右されるのはごめんだ。
(なんていう変わり者が、あと数%増えるだけでも十分、第3の選択肢は成立するはず)
(生きづらい人がこんなに多い世の中なら、生きづらい人専用のマーケットを作れば、いけるんじゃないか。そういえばこの間、アメトーークで「生きづらい芸人」をやっていた。)
最後にどこかで聞いた好きな言葉を。
「牛乳を配達する者は、これを飲む者よりも健康である。」
なかなか含蓄があるでしょう。
6月は牛乳と食育の月間!
飲むのもよし、食べもの大事にするもよし。
だけど忘れてはならないのは、食べ物にはそれを生み出し、供給する人の仕事があるということ。生み出す(農)という生き方は、健康で健全である、という話~。

ポケマル高橋博之さん、考える機会ありがとうございました。
【告知その1】
アーカイブで見られます。
まだの人は見てね。

野菜をつくるアナウンサー「ベジアナ」の小谷あゆみさんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。 小谷あゆみ/農ジャーナリスト、ベジアナ(野菜をつくるアナウンサー)。兵庫県生まれ、高知県黒潮町育ち。93年、石川テレビ放送に入社。アナウ...

Posted by ポケットマルシェ(ポケマル) on Wednesday, June 2, 2021


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?